『シュレミールと小さな潜水艦』

投稿者: | 2023年2月12日

かなり前ですが、昨年の12月11日、川崎の元住吉にある、人形劇団ひとみ座の第1スタジオで、『シュレミールと小さな潜水艦』を、見てきました。

人形劇団ひとみ座は、1948年の創設の専門(プロ)劇団です。私は、『イヌの仇討』『かわいいサルマ』『ごきげんなすてご』『おしいれのぼうけん』『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』『美女と野獣』を、見たことがあります。

原作は、『ルドルフとイッパイアッテナ』の斉藤洋による、児童書。「海で暮す白ねこのシュレミールは、ふとしたことからA.I.で動く最新型潜水艦アルムに乗り込む。アルムは被弾したはずみに、あるはずのない心を宿していた」

「人間たちは海底火山の噴火によってできた新島ジャイール島をめぐって争っていた。この意味のない戦いをやめさせなければ-。人間たちの不毛な戦いに二人?が挑んだ作戦とは」ということです。

海に、ねこに、潜水艦。人形劇でこそ、生かせそうな設定です。しかも、ひとみ座は、『ひょっこりひょうたん島』をつくった劇団。期待して、見にいきました。

日曜日の午後のせいか、スタジオは満席。私の席は通路側で、足が楽でした。

楽しく見ました。「パネルの使いかたが、面白いな」という感想をもちました。(演出は、前進座の鈴木龍男)。あとで聞いたら、「パネルは、人形のように動かせないので、演者の表現力が問われる」とのこと。

また、「やっぱり、戦争は止めないと」と、思いました。(とくに、最近のウクライナとロシアの戦争のニュースに重なってきます)。

観劇後は、お腹が空いたので、元住吉駅前の「bb.q オリーブチキンカフェ」で、オリーブチキンコンボ(オリーブチキン1個、チキンフィンガー3本、ポテト、ハニーブレッド1個)、カールスバーグ2本。幸せな誕生日の1日でした。