越川慎司の『世界の一流は「休日」に何をしているのか 年収が上がる週末の過ごし方』(2024年、クロスメディア・パブリッシング)を、読みました。樺沢紫苑のメールマガジンで、紹介されていて、興味を持ち、図書館から借りてきました。
著者は、株式会社クロスリバー 代表取締役。国内外の通信会社に勤務した後、2005年にマイクロソフト米国本社に入社。業務執行役員としてPowerPointやExcel、Microsoft Teamsなどの事業責任者を歴任する。2017年に株式会社クロスリバーを設立。世界各地に分散したメンバーが週休3日・リモートワーク・複業(専業禁止)をしながら800社以上の働き方改革を支援ということです。
このところ、ネットの短い記事を読むことが多かったので、ひさしぶりのハードカバーのビジネス本。思いたって、2時間で読みました。
内容は、「日本のビジネスパーソンは、休日を「休息」の時間と考えて、身体を休めたり、ストレスを発散したりすることを心がけていますが、必ずしも思い通りにはなっていません」
「一方、世界水準のエリートであるエグゼクティブの休日の過ごし方には、大きな共通点があります。彼らは、休日を「何もしない時間」と考えるのではなく、「積極的にエネルギーをチャージ(休養)する時間」と「知的エネルギー(教養)を蓄える時間」と位置づけているのです」というもの。
それから、「世界の一流は「芸術鑑賞」と「読書」を重要視している」。ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグ、ウォーレン・バフェット。いずれも、読書家だということ。
あと、「日本のビジネスパーソンには、「余裕ができたら休む」と考えている人がたくさんいます」、「余裕ができる日を待っていたら、いつまで経ってもしっかりと休める日はやってこないかもしれません」、「まずは自分にとって、「何が大切なのか?」を見極めて、そのための予定を先に入れてしまうことが第一歩です」ということ。
なるほどと思いました。やはり、読書は大切です。また、美術鑑賞には前ほど興味がなくなりましたが、映画やビデオは、積極的に見ていこうと思いました。それから、旅行の計画は、どんどん先にいれていこうとも思いました。