かなり前ですが、10月13日(月)は、「言語教育研究会(ケネス・グッドマン原書講読会)」の第60回研究会がありました。千葉大学名誉教授の首藤久義先生を囲んで、Kenneth Goodman の『What’s Whole in Whole Language?』を読んでいく研究会です。
ZOOMでの開催。参加者は、9人。新しい参加者は、いませんでした。
最初に、参加者の近況報告。次に、首藤先生の写真のスライドを使っての「イタリア報告」となりました。(テキストは、読みませんでした)。私の印象に残った事柄を、いくつか書きます。
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9月4日から10月2日まで、奥さんとともに、イタリアに滞在した。ノヴァーラという町に、賃貸アパート(朝食付)を借りて住んだ。経済の中心地であるミラノにもいった。
はじめて、自分の目的でなく、海外にいった。観光はほとんどしなかった。昼間は、買い出しと散策。気づいたことを、フェイスブックの記事として投稿した。
人生でいちばん美味しいピザを食べた。生ハムも安くて、お手軽だった。総菜屋のゴルゴンゾーラチーズもよかった。その他、パスタ、ラビオリ、トマト、にんにくも、おいしかった。
イタリア人の多くは、夕方以降休む。みんな、ゆったりとしている。約束も時間も、守られない。あくせくしていない。電車も、直前に番線が変わったりする。
ただ、ガザでのイスラエルを支援している政府に、ゼネストをしているイタリア人がいた。戦争や侵略の歴史を、通りの名前やお祭りで、残していた。政治の話をする人たちも多かった。
人生をふり返って、ギアをいれる機会になった。変化が起きた。これからは極力、仕事はしないように。仕事も選んだり、やめたりしようと思う。
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たまには、テキストを離れての研究会も、新鮮でいいものです。楽しい学びの時間でした。