『美女と野獣』

投稿者: | 2022年7月8日

かなり前ですが、5月4日、川崎・元住吉の人形劇団ひとみ座の第一スタジオで、『美女と野獣』を見てきました。

人形劇団ひとみ座は、1948年の創設の専門(プロ)劇団です。私は、『イヌの仇討』『かわいいサルマ』『ごきげんなすてご』『おしいれのぼうけん』『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』を、見たことがあります。

今回は、ファイナル公演(初演は、1954年。伊東史朗演出による現作品は、2014年2月からとか)ということと、ひとみ座のスタジオに興味があったので、川崎・元住吉まで足を運びました。ちなみに、スタジオや練習室、事務所があるビルは、もうすぐ移転するということでした。

会場は、段差のあるスタジオで、私の席は最前列の隅でした。

ミュージカルや映画にもなっている、有名な話です。「18世紀のフランス。革命前の退廃の世に、ヨーロッパ各地の民間伝承を元に子どもたちのために童話を編纂したボーモン夫人。その奇跡のファンタジーを人形たちが演じます」とのこと。

ストーリーは、「野獣は思い出した。忘れていた遠い日の心の温もりを。ベルは今見つけた。凍てついた心の奥で叫んでいる彼の本当の姿を。しかし、ふたりは戸惑い、口をついて出る言葉は心とうらはら。すれ違った想いは、そのまま果ててしまうのか? 魔法の森の奥、咲き乱れる薔薇に埋もれた館に、繰り広げられる愛の奇跡」ということです。

ベルの人形は、古いフランス人形のようでした。(ドラゴンの奇抜な人形と、好対照でした)。野獣の人形は、ちょっとソフトなかんじ。私が、ニューヨークのブロードウェイで見たミュージカルとは、すこし違います。それでも、ハッピーエンドはいいですね。

観劇後は、お腹が空いたので、元住吉駅前の bb.q オリーブチキンカフェで、ヤンニョムチキンコンボ(チキンフィンガーが、おいしい)、ビール。幸せな時間でした。