『すずめの戸締まり』

投稿者: | 2023年6月25日

かなり前ですが、2月17日は、家の前の道路のガス工事の騒音から逃げるように、近くのシネコンで、『すずめの戸締まり』(2022年)を見てきました。新海誠監督のアニメ映画です。

映画館にいくのは、ほぼ半年ぶり。500円払って、会員カードを更新して、1枚無料チケットをもらって、見ました。学校や大学が、春休みにはいったせいか、レディスデーのせいか(女性、1,200円)、公開からずいぶん時間がたっているのに、そこそこお客ははいっていました。

新海誠監督の最新長編アニメ映画です。彼の作品は、『君の名は。』(2016年)を、見たことがあります。傑作でした。そのあと、テレビで録画した短編、『秒速5センチメートル』(2007年)、『星を追う子ども』(2011年)を見ました。

「日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く、現代の冒険物語」ということです。ほとんど、予習なしで見ました。

「ダイジン(謎の猫)がしゃべり出した次の瞬間、草太(青年)はなんと、椅子に姿を変えられてしまう。逃げるダイジンを捕まえようと、3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめ(主人公の少女)は慌てて追いかける」

「やがて、日本各地で次々に開き始める扉。不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいく、すずめの”戸締まりの旅”。旅先での出会いに助けられながら、辿りついたその場所で、すずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった」というストーリーです。

いわゆる、ロードムービーなのですが、訪ねていく場所の意味が、最後のほうになって、解き明かされます。ちょっと、ストーリーについていくのが、大変でした。

また、私は新海誠監督の青春恋愛ものが好きなので、その意味では、すこし期待外れでした。ただ、すずめと叔母の邂逅とか、ラストのすずめと叔母のお世話になった人への挨拶まわりとか、印象的なシーンはあります。

おそらくこの作品は、見る人によって評価が分かれると思います。私の評価は、あまり高くないです。