医者から運動を禁止されていて、スポーツクラブにもいけず、「3連休に、何もしないのもなあ」と思い、近くのシネマ・コンプレックスで、『君の名は。』(2016年)を見ることにしました。映画館にいくのは、とてもひさしぶり。おそらく、昨年の2月以来です。
新海誠監督の長編アニメーション映画です。この監督の作品は見たことがありませんでしたが、「日本のアニメーション監督では、宮崎駿に続き2人目の興行収入100億円突破」といったニュース、SNSのよいレビューを見て、興味をもっていました。
東京の四ツ谷に暮らす男子高校生、飛騨の山奥にある糸守町に暮らす女子高生が、主人公です。最初は、「よくある入れ替わりの話かな」と思って見ていたのですが、そこに、「隕石(彗星の破片)の衝突」という出来事がくわわります。
「時間差」と「入れ替わり」があるので、ストーリーがわかりづらいところもありました。ただ、時空を超えて引き寄せあう2人の高校生の姿がせつなく、途中から涙があふれてきました。映画を見て、これだけ泣いたのは、『いま、会いにゆきます』以来かもしれません。
風景描写もきれいだったし、スマートホンや糸といった小道具の使いかたもうまかったです。(もう1度見たら、もっと発見があるかもしれません)。音楽もよかったです。
とても感動できる作品でした。映画はいいなあと思いました。この監督の次回作にも、期待です。