『わたしは、ダニエル・ブレイク』(映画)

投稿者: | 2026年2月22日

かなり前ですが、気分転換に、アマゾン・プライムで、『わたしは、ダニエル・ブレイク(字幕版)』(2016年、イギリス・フランス)を見ました。

知人が、この映画の舞台脚本を日本語に翻訳して、日本で公演をしていて、興味を持っていました。映画は、第69回カンヌ国際映画祭で、パルムドール(最高賞)を受賞したそうです。

キャッチコピーは、「名匠ケン・ローチが<今、だからこそ>全世界に伝えたいメッセージ。涙と感動の最高傑作」。

ストーリーは、「イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。

悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく」というものです。

ケイティがフードバンクで、空腹のあまり、缶詰を開けて手掴みで食べるシーン。コンビニで、生理用品を万引きするシーン。売春をはじめたケイティが、ダニエルに、「これで子どもたちに、新鮮な果物を買えるの」と告げるシーン。

失業給付を得るため、架空の求職と面談を強いられる、役所の煩雑かつバカバカしい制度に茶番を感じたダニエルが、役所の壁面に「私はダニエル・ブレイク、飢える前に申し立て日を決めろ!」と、落書きし、街の人々の快哉を受けるシーンなどが、印象に残っています。

いろいろ考えさせられる映画でした。