『スクラム☆ガッシン 準備完了! 第2号計画’』

ちょっと前ですが、7月28日(日)は、招待をいただいて、新宿のこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(旧名称 全労済ホール) で、劇団風の子の『スクラム☆ガッシン 準備完了! 第2号計画’』を見てきました。

開演30分前に着いたので、まず、地下ギャラリーで、「記念展示 大いなる樹 ~プーク90年の歩み~」を見ました。戦時下での検閲を受けながら、活動範囲を広げ、新宿に現代人形劇の専門劇場をつくった、人形劇団プークは、すごいと思いました。

また、人形劇といっても、糸操り、両手・片手遣い、棒遣いなど、いろいろなやり方があることを、学びました。

次に、劇団風の子。1950年、戦後の東京の焼け野原の中で、子ども会や子ども文庫の活動をしていた多田徹を中心とする若者たちによってはじめられる。

「子どものいるとこどこへでも」を合言葉に、百数十名の劇団員がいくつかの班にわかれ、北海道から沖縄まで、文字どおり子どものいるとこどこへでも出かけていって公演を続けてきたということです。

私は1年前に、『陽気なハンス』を見たことがあります。体育館をうまく使った劇でした。 

今回の劇は、小学4年生の男子4人と女子がひとり、そんな5人の物語。自分たちでつくったひみつ基地がマンション建設のため壊された。くやしくて、皆、走って走って走って、着いたところは橋の下。「新しいひみつ基地をつくるまでは、ここを集まる場所にしよう」

そして、今度の学年お楽しみ会の出し物に、自分たちのやりたいことをやろうと言い出したものの、歌は無理だし、ダンスはもっと無理。「じゃ、劇やらない?」「えー!」と、劇に決まる。

しかし、いろんな困難が押しよせてくる。さあ、5人はこの大きな壁を乗り越えることができるのか、というお話です。

いかにもありそうな設定で、共感しながら、楽しみながら、見ることができました。また、ステージ奥に、音楽担当のDJがいたのには、現代的な演出だなとも思いました。

「言語教育研究会」 第26回研究会

6月22日は、「言語教育研究会(ケネス・グッドマン原書講読会)」の第26回研究会がありました。千葉大学名誉教授の首藤久義先生を囲んで、Kenneth Goodman の『What’s Whole in Whole Language?』を読んでいく研究会です。

参加者は9人。新しい参加者は、千葉大学で長期研修中の中学校の先生でした。

最初の1時間は、テキストの27ページを読みました。

次の1時間は、自己紹介と近況報告でした。高校生が中学校にきてプレゼンテーションをした授業、『走れメロス』のすごろくをつくった授業、「令和」にまつわる古文の公開授業などが、共有されました。

首藤先生は、漢文の教育の歴史について、まとめているそうです。戦後、古文は国語の授業から排斥されなかったけれど、漢文は微妙だったとか。国語の授業の中にいれるのが妥当か、議論があったそうです。

そのあとの1時間は、テキストの28ページを読みました。

まとめると、「言語において、部分の総和は、全体にならない」ということなのですが、「木の机を分解すれば、それはもはや机ではない」というグッドマンの説明。

そして、「ケーキはそのまま食べるからおいしいのであって、それを小麦粉や砂糖に分解してしまったら、おいしくないでしょう」という首藤先生の説明を聞いて、しっくりきました。

最後のふり返りでは、「異年齢の授業、グループ作業などをやってみたい」という感想がありました。そこから、3学年がいっしょの教室で学ぶ、イエナプラン教育を採りいれた学校の紹介などがありました。

ドイツのイエナ大学で始まり、オランダで広がったとか。日本でも今年、長野県佐久穂町で、最初のイエナプランスクールが開校する予定だそうです。私も、カナダのオルタナティブスクールの話などをしました。

楽しい学びの時間でした。

『演劇学論集』(第65号)

日本演劇学会の紀要、『演劇学論集』(第65号)(2017年)を、読みました。積読の状態にあったのですが、夜中にふと起きて、読みはじめました。

今回、紀要の大部分は、「日本演劇学会 2017年度 全国大会「演劇と教養」の記録」です。この学会は、演劇教育の研究者よりは、演劇学の研究者の方が多いのですが、今回は、前者の発表がいつもより多かったようです。

最初の収穫は、シンポジウムⅠの報告での「アートベース・リサーチ」の定義の整理でした。メモとして、書いておきます。

「アートベース・リサーチ(Arts-based Research)とは専門諸科学の研究プロセスにアートやその効能を利用するもので、ポストモダニズム以降の社会科学に現れた「前衛的」な手法である。

ここでいうアートのカテゴリーには、思いつくだけでも、音楽、サウンド、小説、詩、写真、映像、立体や平面の美術、インスタレーション、そしてもちろん、ダンス、演劇、パフォーマンスなど、およそあらゆるアート表現が含まれている。

これらの表現を使いながら、研究の成果を公表(上映、上演、展示)したり、また研究の過程においても、その調査行為自体に、アートを取り込もうとするものである」

シンポジウムⅡの報告は、知っていることが多く、シンポジウムⅢの報告は、ちょっとかみ合わない部分もありました。このあたりは、実際に会場で聴いたほうが、学びや気づきが多かったかなと思いました。

そのほか、川島裕子や花崎攝の研究発表も、聞きたかったです。

1冊を一気に読んで、2日間の学会に参加したような気分になりました。ここ数年、国内外の学会に参加していません。

学会に参加するには、旅費、宿泊費、参加費が必要です。研究費の支給のない立場にいると、どうしても足が遠のくのですが、「もうすこし、外に出てみようか」と思いました。

『文化芸術』 vol. 11 2019

文化芸術振興議員連盟発行の小冊子、『文化芸術』の第11号(2019年)を、読みました。

たぶん、日本児童青少年演劇協会の事務所に立ち寄ったときに、もらってきたものだと思います。

積読の状態にあったのですが、夜中にふと起きて、読みはじめました。わりと大事なことが書かれていたので、メモがわりに、書いておきます。

文化芸術振興議員連盟では、2013年以来5年にわたり文化芸術立国の実現のため「文化省創設」を訴え、数々のシンポジウム・勉強会を重ねてきた。その成果として、「これからの日本に求められる文化を所掌する『文化芸術省』創設の提言」を、2019年12月5日に開催した総会で取り纏めた。

更に同月25日には、文化芸術関係20団体からなる「文化芸術推進フォーラム」とともに首相官邸を訪れ、菅義偉内閣官房長官に対し、文化芸術省創設の提言書を手渡した。

日本の文化行政が諸外国に比べ 脆弱で予算も少ないこと、また文化を所掌する省庁がいくつにも分散していることなど、現状について意識を共有する会談となったということです。

2001年に、『文化芸術振興基本法』が制定され、2017年に、『文化芸術基本法』が制定されました。

子どもや文化や芸術について考えるとき、「下から意見をまとめて、上に伝えることはできるが、大きく変えるには、上から法律と予算が与えられることが必要」と、思うことがあります。

これからの子どもたちのために、日本を、文化や芸術の豊かな国にしていきたいなあと思います。

『レッド・オクトーバーを追え!』

ちょっと前ですが、連休中に、テレビで録画しておいた映画、『レッド・オクトーバーを追え!』(1990年、アメリカ)を見ました。

潜水艦に関する話は、わりと好きです。まず、20年くらい前、かわぐちかいじの潜水艦の漫画、『沈黙の艦隊』に、はまりました。(全巻揃えて、4回くらい通読しました)。

映画では、『クリムゾン・タイド』や『U・ボート』を見ています。外界と限られた接触しかない特殊な環境のなかでのやりとりに、魅かれました。

この映画は、何回か、飛行機での移動中に、見ようとしたのですが、最後まで見られず、いつかゆっくり見ようと思っていました。

「トム・クランシーのベストセラー小説を、ショーン・コネリー主演で映画化したサスペンス・アクション。ソ連の最新型原子力潜水艦が突然姿を消す。対応に苦悩したCIAは、艦長の真意を探るために、ひとりの男を送り込む」ということです。

ショーン・コネリーは、存在感がありました。「なぜロシア人が、英語を話すのか」という疑問もありますが、まあいいとしましょう。(映画は、日本語字幕版でした)。

また、米ソ冷戦時代の設定で、ちょっと古いかんじもするのですが、緊迫感がありました。評価はわりと高いです。

『Ryuichi Sakamoto: CODA』

ちょっと前ですが、連休中に、テレビで録画しておいた映画、『Ryuichi Sakamoto: CODA』(2017年、日本・アメリカ)を見ました。

世界的にもっとも有名な日本人のひとりが、何をしているのか、知りたいと思いました。

「世界的音楽家、坂本龍一に、2012年から5年間の密着取材によって実現した、初の劇場版ドキュメンタリー映画」

「5年間の密着撮影を通して、インタビュー、プライベート映像、過去のアーカイヴ映像と共に、YMOの時代から映画音楽作曲家としての成功、近年の社会・環境問題、闘病生活まで迫った作品 」ということです。

映画は、東日本大震災の地を訪れた映像から、始まります。ハンドカメラで撮ったのか、音の荒れが気になりました。

そのあとも、インタビューやいろいろな映像が流れてくるのですが、ちょっと編集に難があるのではと思いました。きちんと時系列で、ナレーションをいれたほうが、わかりやすかったと思います。

映画としての評価は、あまり高くないです。テレビのドキュメンタリーだとしたら、及第点ですが。

『迷路の外には何がある?』

スペンサー・ジョンソン (著)、門田 美鈴 (翻訳)の本、『迷路の外には何がある?-『チーズはどこへ消えた?』その後の物語』(2019年、扶桑社)を、図書館から借りて、読みました。本屋で見かけて、興味をもっていました。

ずいぶん前ですが、『チーズはどこへ消えた?』を、読んだことがあります。『チーズはどこへ消えた?』は、日本で400万部、全世界で累計2800万部突破、Amazon史上最大の大ベストセラーだそうです。

著者は、アメリカ・ビジネス界のカリスマ的存在。心理学者であり、医学博士として心臓のペースメーカー開発にもたずさわった。2017年、78歳で逝去とのこと。

「迷路で暮らす小人のヘムとホー。ある日突然、大好きなチーズが消えてしまいます。ホーはその変化に対処して、チーズを探しに出かけました。しかし、ヘムは迷路にとどまることを選択しました」

「迷路に残ったヘムは、そのあとどうなったのでしょうか? ヘムが経験した変化、発見は、あなた自身が直面している「迷路の謎」を解くのにきっと役立つはず」ということです。

30分で、読めました。ハッピーエンドで、読後感は悪くないです。絵本だったかなと思っていたのですが、前後にセミナーでの話しあいを含んだ構成でした。

最近、私も、新しいことを始めたり、挑戦していくことに、躊躇を覚えるようになりました。すこしずつでも、変化を楽しめるようにしたいと思います。

『勝間式超コントロール思考』

勝間和代の『勝間式超コントロール思考』(2019年、アチーブメント出版)を読みました。

勝間和代のメールマガジンは、愛読していて、彼女の本は、8冊ほど、読んでいます。ただ、本は読みづらいこともあったり、当たりはずれがあるので、しばらく購入していませんでした。

今回は、レビューがいいこともあり、アマゾンのまとめ買いで購入しました。3日で、読みました。当たりというかんじです。

「超コントロール思考」とは、「自分も他人も大事にしつつ、時間やお金を効率的に使いながら、イメージ通りに物事を進める方法」ということです。

「無意識に受け入れている不便なこと、いつのまにか惰性で行っている無駄なこと、必要ないのに払っているお金などを徹底的に洗い出し、ITを駆使して情報を集め、選択肢を増やし、もっとも最適な方法を見つけて実行する」ことが、「超コントロール思考」が目指すところとか。

メルマガと重複するところも、たくさんありましたが、実践的で、いまの勝間和代の生活と生きかたが、凝縮された内容でした。とくに、印象に残ったのは、「お金のコントロール」と、「人間関係のコントロール」。

「iDecoより、NISA」、「クレジットカードも用途に合わせて使い分け」、「大人数になるほど人間関係はうまくいく」、「「書く」ことは新たな人間関係を構築する」ということです。

勝間塾、はいろうかなあ。

『できるゼロからはじめる Android スマートフォン超入門』

法林岳之・清水理史のできるゼロからはじめる Android スマートフォン超入門 改訂3版(できるゼロからはじめるシリーズ)(2018年、インプレス)を、読みました。

アフィリエイト、インスタグラム、メルカリ、LINE、ビットコインときて、今度はスマホです。

私は現在、ガラケー(auの簡単ケータイ)を使っています。人と待ちあわせをするときくらいしか、持ち歩かないので、費用は、月に800-900円です。

ただ、昨年の夏、中国の北京にいったさい、知人がスマホで、行先までのルートを地図に表したり、LINEやメールを使ったりするのを見て、便利だなあと思いました。

ITに詳しい甥に訊くと、「大手キャリアのiPhoneは高いですけど、アンドロイドで格安SIMを使えば、月に3000-3500円くらいでできますよ」ということ。

とりあえず、入門書を読もうと思って、購入したのがこの本です。読みはじめてから、7か月かかりました。いまは、買うならば、HUAWEIのエントリー機でいいかなと思っています。

また、カメラ、地図、食べログ、乗換案内などは、使いたいなあと思いました。ただ、私が知りたかった、スマホの選定・購入・契約の手順、機種ごとの特徴などは、書かれていませんでした。

学生が、「スマホは、本で読むより、とりあえず買って、あとは友達に訊くのが一番ですよ」と助言してくれましたが、そのとおりかもと思います。

さて、大手キャリアのお店は回って、あとは近くのヨドバシカメラで相談する段階なのですが、人通りの激しいところに窓口があって、どうもいく気になりません。どうしようかな。

『Dr. コパの金運&宝くじ風水 』

小林祥晃のDr. コパの金運&宝くじ風水 (Dr. コパの決定版幸せ風水シリーズ)(2011年、主婦と生活社)を読みました。

宝くじ関連の本を読んでいて、「意外と、風水に従っている人が多い」ことを知りました。著者の名前は、よく聞いていたので、「1冊、試しに読んでみよう」と、アマゾンで中古本を購入しました。

著者は、建築家。一級建築士として家づくりに携わる傍ら、日本の風水家相の第一人者として独自の理論を展開、一大風水ブームを巻き起こす。明るいキャラクターと現代に即した開運法が人気を博し、雑誌・テレビ・講演などで幅広く活躍中ということです。

「進化した金運&くじ運アップ風水を大公開! コパさん秘伝の住まいの金運風水、お金に好かれる開運アクションなど盛りだくさんの内容!」ということでした。

読みはじめてから、6か月かかりました。途中で何度も、「もう読むのをやめよう」と、考えました。はっきりいって、ハズレ本です。

印象に残ったのは、「意識していなかったけれど、お金と宝くじは、黄色の長財布にいれて、家の西側にある机の引き出しに入れているなあ」ということくらい。ほかに、実践しようと思うものは、ありませんでした。