アシテジ日本センターの2020年度定期総会

昨日は、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、アシテジ(国際児童青少年舞台芸術協会)日本センターの定期総会がありました。

一般社団法人になってから、はじめての総会。私が事務局長になってから、はじめての総会です。

準備は、大変でした。まず、会場の予約。次に、総会資料の準備。それから、資料の印刷・送付・取りまとめ。当日は、ポスターの印刷・掲示、パソコンの接続。自分ひとりでは、とてもできない仕事でした。

総会は、午後2時にはじまりました。おもな議事は、「2019年度 活動報告と決算報告」、「会計監査報告」、「2020年度 活動方針案と予算案」の審議です。

決算報告(「貸借対照表」、「正味財産増減計算書」、「財産目録」など)は、私が十分に理解できているとは言えず、「会場から質問できたら、どうしよう」と思いながら、説明をしました。

さいわい、とくに質問や意見もなく、議案はすべて了承され、総会は1時間ちょっとで終わりました。

午後3時30分から4時30分までは、『「第20回アシテジ世界大会/2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル」の進捗状況報告』がありました。ただ、コロナの影響で、報告者が、会場に来れず。ZOOMを用いての報告と話しあいになりました。

オリンピックセンターは、施設が古く、WiFiの電波の弱い部屋があります。WiFi で接続して、ZOOMを起動して、パソコンからプロジェクターに、きちんと映像を送れるか、不安だったのですが、うまくいきました。ありがたいです。

総会は、事務局からの説明がおもで、出席した会員の声を聴くことができなかったので、報告会で意見交換ができたのは、よかったです。「これから、月に2回くらい、ZOOMで勉強会を開催しよう」ということにもなりました。

帰り道で、「あなたの総会での説明は、わかりやすかったよ」、「進行に、宮本さんの人柄がでていましたね」という感想をもらいました。なんとなく、うれしくなりました。

いっしょに総会と報告会の準備と開催にあたってくれたスタッフ、出席してくれた会員のみなさんに、感謝です。

『関ヶ原』

かなり前ですが、テレビで録画しておいた映画、『関ヶ原』(2017年)を見ました。

「日本アカデミー賞を、多数受賞した」と聞いていたのと、岡田准一のファンなので、録画しておいたものです。

(私は、あまり時代劇を見ません。映画で見た時代劇は、『のぼうの城』以来かもしれません)。

「司馬遼太郎の国民的ベストセラー小説を映画化。豊臣家への忠義から立ち上がる石田三成と、天下取りの野望を抱く徳川家康。ふたりの武将が向き合った戦国史上最大の合戦『関ケ原の戦い』を描く」ということです。

主演の岡田准一は、存在感があり、かっこよかったです。ジャニーズ出身ですが、いい年のとりかたをしているなと思います。有村架純も、印象深い演技で、かわいかったです。役所広司は、ちょっとあくが強いかんじでした。

映画全体の評価としては、いまひとつです。登場する大名たちがみな、とても早口で喋っていて、聞きとりづらかったこと。3冊の原作本を、2時間におさめたせいか、ストーリーを追うのが大変だったことが、理由です。

あと、「合戦のシーンは、映画館の大きなスクリーンで見たかったな」と思いました。

『演劇と教育』(第706号)

かなり前ですが、日本演劇教育連盟編集の機関誌、『演劇と教育』の第706号(2018年11+12月号、晩成書房)を、読みました。

特集のテーマは、「表現-子どもが輝くとき 2018全国演劇教育研究集会」。

まず、全劇研の講座というのは、「授業ですぐに役立つもの」と「自分で楽しめるもの」の2つに大別できるのだなと、あらためて思いました。

前者は、「演劇と教育から考える道徳教育」や「英語と遊ぼう」などが当てはまります。後者は、「TAP」や「『大声の音楽』義太夫をやって元気になりましょう!」などが当てはまります。

次に、山崎伊知郎の「げきづくり版『しくじり先生』④-部員の気持ちと顧問の指導」の文章は、経験にもとづいていて、印象に残りました。

それから、釜堀茂の「子どもの心に種をまく 部隊アート工房・げき列車『地域での演劇教育』15年の歩み」も、ライフヒストリーのようで、興味深かったです。

『ランボー ラスト・ブラッド』

昨日は、近くの映画館で、『ランボー ラスト・ブラッド』(2019年、アメリカ)を見てきました。4か月ぶりの映画館での鑑賞です。

梅雨のため、家に籠もることにも飽き、コロナの影響で、旅行にも出られず、気分転換の必要を感じて、いきました。レイトショーで、1400円。

シルヴェスター・スタローン主演の人気アクション映画、『ランボーシリーズ』の第5作目かつ完結編ということです。

私は、『ロッキー』と『ランボー』の映画は、すべて見ています。ある評論家が、「この2つのシリーズには、現代のアメリカが凝縮されている。『アメリカン・ドリーム』と『ベトナム戦争に進んだ愚かさ』だ」と書いていましたが、そのとおりだと思います。

「グリーンベレーの戦闘エリートとして活躍していたジョン・ランボーは、いまだベトナム戦争の悪夢に苛まれていた。ランボーは祖国アメリカへと戻り、故郷のアリゾナの牧場で古い友人のマリア、その孫娘ガブリエラとともに平穏な日々を送っていた」

「しかし、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致されたことで、ランボーの穏やかだった日常が急転する。娘のように愛していたガブリエラ救出のため、ランボーはグリーンベレーで会得したさまざまなスキルを総動員し、戦闘準備をスタートさせる」というストーリーです。

人身売買という、重いテーマが含まれています。ハッピーエンドでは、ありません。『エクスペンダブルズ』のシリーズのような、わかりやすいアクション映画ではないです。

また、後半の戦闘シーンは、ナイフで鎖骨や心臓を抉り出すといった、グロテスクな描写もあります。

たぶん、人によって、評価が分かれる映画だと思います。私の感想は、「スタローンも、年をとったなあ」、「やっぱり、『ランボー』のシリーズは、第1作がいちばんかな」でした。

『演劇と教育』(第705号)

かなり前ですが、日本演劇教育連盟編集の機関誌、『演劇と教育』の第705号(2018年9+10月号、晩成書房)を、読みました。

特集のテーマは、「笑いの起きる劇っていいね-共感を生む劇づくり」。

田代卓の論考、「笑わせて泣かせる劇づくり-その手段と有効性」は、豊富な実践にもとづいたもので、説得力がありました。

大嶋昭彦の実践、「笑いのある劇-劇づくりの実際」も、『演劇と教育』らしい、実践記録でした。

大学の同級生で、高校時代に演劇部にいた人が、「喜劇こそ、演劇。見終わって悲しくなるような演劇は、見たくない」と言っていたことを、思い出しました。(ちょっと、極端な意見だとは思いますが)。

それから、私は研究関係の雑誌を読むとき、1日に4-6ページずつ読み進めることが多いのですが、(ドリル読書と呼んでいます)、今回は移動の車中で、後半を一気に読みました。

それはそれで、興味深い記事は、それなりに記憶に残るし、いいのかなと思いました。すこし、読書のペースを上げないといけません。

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

かなり前ですが、テレビで録画しておいた映画、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015年)を見ました。

普段、演劇とか教育とかに関わっていると、ときどき、お金とか経済とか、まったくちがう世界に浸ってみたいと思うことがあります。コロナ・ウイルス騒ぎで、一時、手持ちの株式投資信託が暴落したことも、きっかけでした。

「映画『マネーボール』の原作者であり、アメリカを代表するベストセラー作家・マイケル・ルイスの著書、『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』に基づく、世界経済を襲ったリーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人のアウトローたちの真実の物語」ということです。

主人公の4人は、直接には絡みません。また、サブプライム・ローンとか、クレジット・デフォルト・スワップとか、金融用語がでてくるので、ちょっと理解が難しい部分があります。

感想としては、ストーリーについていくのが大変だったので、いまひとつかなあというかんじです。

ただ主人公の4人は、それぞれ個性的でした。ブラッド・ピットは、映画『マネーボール』に続き、主演だけでなく、プロデューサーとしても名を連ねたそうです。

あと、ラスベガスの日本食レストラン、NOBUがでてきたのには、ディーラーのお気に入りなのかなと思いました。

『演劇と教育』(第704号)

かなり前ですが、日本演劇教育連盟編集の機関誌、『演劇と教育』の第704号(2018年7+8月号、晩成書房)を、読みました。

特集のテーマは、「『道徳』と演劇教育」。

特集記事を読んだのは、ずいぶん前なので、よく憶えていません。ただ、自分の演劇教育との出会いを、思い出した気がします。

私の演劇教育との出会いは、千葉大学教育学部での「教育心理劇」についての講義でした。「教育心理劇」は、モレノの心理劇を教育に役立てるために応用するもので、「役割演劇」とか「ロール・プレイング」とも呼ばれます。

日本の学習指導要領でも、「道徳の授業における役割演劇」が明記されています。そして当時は、千葉大学教育学部附属小学校に、低い舞台のある部屋があり、「教育心理劇」の実践と研究がおこなわれていました。

脚本のない、即興を中心とした演技、観客との自由なやりとりは、私には新鮮で、引き込まれました。

その後、ある時期から、治療の要素をふくむ「教育心理劇」からは、すこし距離をとるようになるのですが、私の演劇教育の出発点であることには、変わりありません。ずいぶん昔のことですが。

それにしても、『演劇と教育』の703号を読んで、ブログに感想を書いたのが、昨年4月。ほぼ1年3か月ぶりです。すこし頑張って、バックナンバーを読んでいこうと思います。

日本児童青少年演劇協会の令和2年度定期総会

昨日、7月11日(土)は、新宿のサンパーク三平7階で、(公益社団法人)日本児童青少年演劇協会の令和2年度定期総会がありました。

総会は、いつもどおりの議事。質問も意見もなく、終了。次に、関明さんの「日本児童青少年演劇協会賞」の受賞式がありました。

「『児童青少年演劇地方巡回公演』の感想文コンクール審査員、機関紙『児童青少年演劇』の編集委員等、様々な活動を通して、児童青少年演劇の普及に貢献」ということです。

関さんとは、国際児童青少年舞台芸術協会(アシテジ)の世界大会で、2回ほど、ホテルで同室だったので、うれしかったです。

次に、CAN青芸の浅野佳沙音さんの「O夫人児童青少年演劇賞」の授賞式も、おこなわれました。

総会のあとは、懇親会。コロナの影響で、参加者は少なめ。距離を空けての宴会でしたが、ここでしか会えない人もいます。参加者のスピーチは、毎回、楽しみです。

私も、協会の会員になって、25年。今年は、近況報告から、来年3月に日本で開催されるアシテジ世界大会の宣伝、ボランティアの勧誘など、話したいことがたくさんあり、10分くらい話してしまいました。

私にとって、居心地のいい、安心して、いろいろな刺激をうけられる組織と空間です。

『青春舞台2019』

かなり前ですが、テレビで録画しておいた、NHKのEテレの『青春舞台2019』を見ました。第65回全国高等学校演劇大会の特集です。

第1回は、12の出場校の紹介とドキュメンタリー。第2回は、最優秀賞を受賞した、神奈川の逗子開成高校演劇部の『ケチャップ・オブ・ザ・デッド』の舞台でした。

私が、内木文英先生の影響で、高校演劇のファンになってから、15年がたちます。2016年は、国立劇場の優秀校東京公演を見にいけたのですが、2017年は、YouTube。2018年と2019年は、テレビでの鑑賞となりました。

まず、12校の紹介では、イギリスの古典劇、デバイジング、歴史上の出来事、ゾンビの出てくる劇と、あいかわらず、日本の高校演劇の幅は広いなと感心しました。

次に、ドキュメンタリーも、よかったです。屋久島高校に、ナビゲーターの女優、松本穂香が訪問するのですが、苦労しながら演劇に取り組む高校生の姿が、印象的でした。

それから、最優秀校の公演は、ゾンビの劇。ホラー映画を製作中の3人の青年が、本物のゾンビと遭遇して繰り広げる、ドタバタ劇なのですが、先が読めず、はらはらしました。

主演のゾンビ役の高校生は、熱演。ゾンビの独白、小道具のケチャップも効果的で、演劇の可能性を感じました。

いつか、お金がはいったら、高校総合文化祭にあわせて、日本各地を旅したいなあと思ったりします。

『沿線地図』

かなり前ですが、山田太一・脚本のテレビドラマ、『沿線地図』(1979年、全15回)を、見ました。BS12トゥエルビで再放送していたのを録画して、一気に見ました。

山田太一の名前を見つけると、無条件に録画して、見るようにしています。こういう再放送は、ありがたいです。

『岸辺のアルバム』に続き、山田太一が書き下ろす衝撃のホームドラマ。自分の子供が高校を中退し、同棲を始める。そんな出来事に直面した2組の夫婦が、相次ぐ事件を乗り越え「生きる」ということを問いかけるという、ストーリーです。

「青少年の家出とドロップアウト、自分さがしが主題」ということで、期待して見ました。(私も、まだ自分さがしをしているようなかんじなので)。まあまあ、面白かったです。

ただ、見終わって思ったのは、私は高校生の子どもたちより、その両親の視点に立つことが多かったということです。私は家庭を持っていませんが、そういう年齢になったのかもしれません。

出演者でよかったのは、児玉清、岸惠子、河原崎長一郎、笠智衆。(岸惠子は、パリに居住していたのに、このドラマのために、4か月間のスケジュールをとって来日したとか)。真行寺君枝は、いまひとつかなあ。