『タクシー運転手 約束は海を越えて』

投稿者: | 2022年7月9日

すこし前ですが、思いたって、パソコンで映画、『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017年、韓国)を見ました。アマゾン・プライムで、無料でした。知りあいが、フェイスブックで勧めていて、興味をもっていました。

「2018年日本国内韓国映画No.1大ヒット作品」、「韓国動員1200万人突破、2017年NO.1大ヒット作品」ということです。

「韓国現代史上、最大の悲劇1980年光州事件を実在の人物をモチーフに描く実話! 戒厳令下の物々しい言論統制をくぐり抜け唯一、光州を取材し、全世界に5.18の実情を伝えたユルゲン・ヒンツペーター」

「その彼をタクシーに乗せ、光州の中心部に入った平凡な市民であり、後日、ヒンツペーターでさえその行方を知ることのできなかったキム・サボク氏の心境を追うように作られた本作は、実在した2人が肌で感じたありのままを描くことで、1980年5月の光州事件を紐解いていく」というものです。

国を超えた淡い友情を描いているのかなと思い、見はじめたのですが、かなり重い事件を描いたものでした。

主演のソン・ガンホは、『パラサイト 半地下の家族』『ベイビー・ブローカー』にも、でています。どこにでもいるようなおじさんなのですが、好演でした。ドイツ人役のトーマス・クレッチマンも、よかったです。

悲しい事件を描いているのですが、それを映画にして公開するところに、韓国の芸術の強さを感じました。