『旅のおわり世界のはじまり』

投稿者: | 2022年7月10日

すこし前ですが、思いたって、パソコンで映画、『旅のおわり世界のはじまり』(2020年)を見ました。アマゾン・プライムで、無料でした。

「ウズベキスタンで、長期ロケ」ということで、興味をもっていました。(私は、2019年2月14-20日、アシテジ・アジア会議参加のため、ウズベキスタンのタシケントに滞在したことがあります)。また、「前田敦子が、女優としてはどうだろう」とも思っていました。

「テレビリポーターを務める葉子(前田敦子)は巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため、番組クルーと共に、かつてシルクロードの中心地として栄えたこの地を訪れた。夢は、歌うこと。その情熱を胸に秘め、目の前の仕事をこなしている」

「収録を重ねるが、約束どおりにはいかない異国でのロケで、いらだちを募らせるスタッフ。ある日の撮影が終わり、ひとり街に出た彼女は、聞こえてきた微かな歌声に誘われて美しい装飾の施された劇場に迷い込み…」という、ストーリーです。

私が、ウズベキスタンで泊まったホテル、お土産を買ったチョルソー・バザール(市場)やスーパー、イスラム教のモスク、プロフ(肉、玉葱、人参をいれた、炊き込みご飯)などがでてきて、懐かしかったです。

ただ、映画の前半は、いらだちを募らせるスタッフ、不機嫌な主人公の描写が続き、退屈でした。前田敦子は、それほど存在感はなかったです。ラストの「愛の賛歌」の歌唱も、役不足でした。

映画としての評価は、高くないです。