『君たちはどう生きるか』(映画)

投稿者: | 2024年5月4日

すこし前ですが、書斎のパソコンから離れたくて、近くのシネコンのレイトショーで、『君たちはどう生きるか』(2023年)を見てきました。公開からずいぶん時間がたっていたせいか、観客は数人でした。

スタジオジブリ制作による、日本のアニメーション映画。宮﨑駿原作・脚本・監督による、冒険活劇ファンタジーです。第96回アカデミー賞で、長編アニメ賞を受賞したということで、興味を持っていました。

ストーリーは、「太平洋戦争中、母親の死をきっかけに田舎に疎開した眞人という少年が、新居の近くで廃墟となった塔を発見し、人間の言葉を話す謎の青サギと出会い、彼と共に幻想的な「下の世界」へと足を踏み入れる」というものです。

最初の戦争のシーンでは、ジブリアニメの『火垂るの墓』、『風立ちぬ』を、思い出しました。主人公が異界にいくところでは、新海誠監督のアニメ、『すずめの戸締まり』を思い出しました。主人公が青サギを追っていく展開は、『不思議の国のアリス』に、似ているかもしれないとも思いました。

もう1回見ると、もっと内容が咀嚼できるかもしれません。そうそう、ワラワラは、かわいかったです。屋敷のばあや、半鳥人(サギ男)のデフォルメされた絵は、どうかなあ。

まあ、よい気分転換ができました。