『やせる生活』

投稿者: | 2016年3月20日

島野雄実の『やせる生活』(2015年、文響社)を読みました。昨年の暮れ、丸善丸の内店のダイエット・美容本コーナーで見つけて、購入した本です。

著者は、北海道の苫小牧で肥満治療のクリニックを開き、これまで累計1万人以上、平均で10〜20キロ減量を達成。しかもただやせるだけでなく、減った体重をキープしており、その成功率は驚きの90%以上ということです。

私はこれまで、いろいろなダイエット本を読んできましたが、そのなかでもベストの1冊だと思いました。誰にでも、推薦できます。

目新しいことは、書かれていません。あたりまえのことが、あたりまえに書かれています。そのため、記憶に残りづらいです。ただ、まちがいは書かれていません。

ひたすら、「ダイエットを自然なものとして、日常生活に取り入れるにはどうすればいいか」を、解説しています。

とくに第6章は、実際の診察室で著者にカウンセリングを受けているような、そんな気持ちで読むことができました。

私の場合、体重や食事の記録など、セルフ・モニタリングはできているし、おやつと一品ものからの脱却もできかけています。

これからは、「こうなりたい」という自分自身のなりたい姿を目標にして、「食事を、量から質へ」をテーマに、「食前に、歯ごたえのある野菜を1皿」、「幕の内弁当的な食卓」などを、心がけたいと思います。