『ハバナ観光案内』

投稿者: | 2024年4月29日

伊東淳史 の『ハバナ観光案内(キューバ首都のちょっといい店&民宿ガイド)』(2017年、イカロス出版)を、読みました。

5月下旬から6月初旬にかけて、3年に1度のアシテジ世界大会に参加するため、キューバのハバナにいきます。その予習を兼ねて検索していたときに、ヒットした本でした。

著者は、1985年大阪市生まれ。19歳の夏、初海外&初ひとり旅でアメリカ西海岸を訪れたことを機に旅に陶酔する。京都外国語大学卒業後、外資系証券会社に入社するもすぐに独立。「住むように旅をする」をテーマにしてはいるが、最近は1年に世界3周するほどのペースで各都市を転々とする多動派ということです。

キャッチフレーズは、「キューバの首都ハバナはカリブ海最大の都市。歴史的背景から文化的に奥深く、何度訪れても飽きることはない。本書は食べる、飲む、買う、泊まるをテーマに、世界遺産の街ハバナの”味のある”お店と民宿を紹介」ということです。

図書館から借りてきて、2週間で読み終えました。『地球の歩き方 キューバ&カリブの島々』が、「ガイドブック」であれば、『キューバ: 革命と情熱の島を旅する』は、「旅行のリーフレットとガイドブックの中間」。そしてこの本は、「ガイドブックと読み物の中間」といったかんじです。写真が多く、気軽に読めました。

わりと、食堂や食べることにページを割いているのですが、ハバナの食べ物は、あまり期待できないようです。たとえば、こんなかんじです。朝食は、ホテルで、砂糖のはいった甘いキューバ豆のエスプレッソ・コーヒーと、フルーツ(マンゴー、バナナ、パイナップル、グアバ、ココナッツ)。

昼食は、キューバン・サンドイッチ(ハムとチーズのトーストサンド)か、ブランコ(白米)にフリホーレス(黒豆のスープ)をかけたもの。夕食は、ビールで乾杯のあと、モヒートかダイキリ(ラム酒のカクテル)。食事は、ビステク(豚肉のステーキ)に、コングリ(黒米)に、野菜のワンプレート。どうかなあ。

ただ、アマゾンで検索をしたら、この本の改訂版もでているということ。そちらを、図書館で取り寄せて、読むべきでした。