水瀬ケンイチの『お金は寝かせて増やしなさい』(2017年、フォレスト出版)を、読みました。
竹川美奈子の『50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本』を読み、内藤忍の『初めての人のための資産運用ガイド [ 図解ハンディ版 ]』を読み、続けて読もうと買った本です。ずっと積読になっていました。
著者は、1973年、東京都生まれ。都内IT企業会社員にして下町の個人投資家。2005年より投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を執筆、現在ではインデックス投資家のバイブル的ブログに。日本経済新聞やマネー誌などに数多く取り上げられるということです。
「インデックス投資の入り口から出口戦略まで一挙解説! 金融のど素人でもプロと互角以上に戦える。お金が勝手に増えていくしくみのつくりかた。インデックス投資歴15年間の実践記を初公開!」ということです。
深夜に思いたって、2日で読みました。わかりやすい本でした。前半は、インデックス投信の積み立ての勧めで、知っていることがほとんどでしたが、後半は、「売りたくなったときに、どうするか」、「15年実践記」、「インデックス投資の終わらせ方」と続き、新鮮でした。
実践記もあるぶん、竹川美奈子の『投資信託にだまされるな!』より、読みやすいかもしれません。
ちなみに、私はカナダ留学中に、リーマン・ショックに会い、我慢しきれずに、持っていた投資信託を、すべて売りました。「そのまま持っていれば、いまごろは上がったのになあ」とは思います。
また、日本に帰国後は、「NISA」で、日本株式のインデックス投信を積み立てていましたが、暴落が怖くなり、これもすべて売りました。いまは、「つみたてNISA」で、先進国株式投信の積み立てをしています。「iDeCo」にも興味はありますが、あまり資金がないので、まだ始めていません。