『はだしのゲン』(全10巻)

投稿者: | 2022年12月18日

中沢啓治の漫画、『はだしのゲン』(全10巻、汐文社)を、読み終えました。

小学校の頃、学校図書館の本棚に、並べられていたのが、記憶に残っています。(当時、漫画が図書館にあるのは、珍しいことでした)。また、大学時代、教育実習にいった中学校の学級文庫にも、並べられていて、いつか読みたいと思っていました。

カナダ留学から帰国後の2013年2月、ヤフーのオークションで、新刊セットを落札しました。6,890円でした。読みはじめたのが、2015年の8月。おもに、移動の車中で読んでいたので、読み終わるまで7年かかりました。

「舞台は1945年、終戦間近の広島市。両親と姉、弟と貧しくとも仲良く暮らす主人公『ゲン』の暮らしはある朝、何の前触れもなく投下された『原爆』により地獄と化した」ということです。

かなり悲惨な光景も、描かれます。読んでいて、胸が痛くなることもありました。(読み終わるまで、長くかかった理由のひとつです)。ただ、戦争だけでなく、戦後の状況も描かれていて、興味深かったです。

中沢啓治の絵は、決してうまくはありません。ただ、「描かなければ」という熱意は、伝わってきました。読み終えたことに、満足しています。