かなり前ですが、内藤忍の『初めての人のための資産運用ガイド [ 図解ハンディ版 ]』(2020年、ディスカヴァー・トゥエンティワン)を、読みました。
著者は、株式会社 資産デザイン研究所 代表取締役社長。一般社団法人 海外資産運用教育協会 理事長。1964年生まれ。東京大学経済学部卒、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント(MBA)卒。金融機関を経て、1999年にマネックス証券株式会社の創業に参加。株式会社マネックス・ユニバーシティなど、グループ会社の代表取締役などを歴任後、2013年1月より現職。
早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学などで講師を務め、雑誌、ネットでの連載コラムを担当。「内藤忍の資産設計塾」シリーズなど著作は40冊を超える。毎週金曜日配信の「資産デザイン研究所メール」は、配信数4万9000通を超える人気。 内藤忍の公式ブログ「SHINOBY’S WORLD」も毎日更新中ということです。
ここ数年は、都心ワンルームマンションへの投資を宣伝しています。私は、それに投資するお金もないし、興味もないですが、ブログやメルマガで書いていることは、きわめて真っ当で、硬軟とりまぜて面白く、愛読しています。
この本は、2005年に出版され版を重ねるロングセラー『内藤忍の資産設計塾』、2015年出版されシリーズ30万部となった『初めての人のための資産運用ガイド』のポイントを凝縮し、図解を加えてわかりやすく、実践しやすくまとめたものということです。
著者による、投資初心者向けの代表作ということで、購入しました。眠れない夜に、一気に読みました。わかりやすい本でした。アセット・アロケーション(資産配分)を基本に、長期の投資を提唱しています。
とくに記憶に残った文章を引用します。「個人投資家のゴールは、ただ単に資産を増やすことではなく、自分の夢を実現するために必要なお金を手に入れること」。