かなり前ですが、児童・青少年演劇ジャーナル〈げき〉編集委員会の雑誌、『児童・青少年演劇ジャーナル げき』の第22号(2021年、晩成書房)を、読みました。
巻末の戯曲以外は、すべての記事に目を通しました。あいかわらず、読みごたえがあったし、読んでいて面白かったです。(読み終えるまで、ずいぶん時間がかかってしまいましたが)。
今回の執筆者も、学校の教員から、児童青少年演劇劇団関係者、研究者まで、いろいろな団体の垣根を越えて集まっていて、いいなあと思いました。
まず、最初の特集の「第20回アシテジ世界大会が東京と長野で開催されます!」では、私が編集委員のひとりだった、『アシテジ・マガジン』2020(オンライン版)の広告を、載せてもらいました。
2番目の特集の「コロナ禍と児童青少年演劇」では、私が書いた原稿、「世界のアシテジ・センター-組織・活動・コロナ危機への対応-」を、載せてもらいました。アメリカ、オーストラリア、南アフリカのアシテジ・センターの紹介でした。
3番目の特集の「人形劇フェスティバルの広がりと現在 Part II」では、地域に根づいた、いくつかの人形劇フェスの歴史を知ることができました。
それから、「劇団の垣根を越えて、演劇の【今】を語り合おう。-若き世代編」という座談会も、面白かったです。大澗弘幸が新しく編集委員になって、企画に新鮮味が加わりました。
もうひとり、新しく編集委員になった山根起己による、山崎靖明(劇団影法師・総合プロデューサー)への追悼文も、印象に残りました。