YouTubeで、 NHKのEテレの『青春舞台2017』を見ました。第63回全国高等学校演劇大会(第41回全国高等学校総合文化祭の演劇部門)の特集です。
再放送がないかなと思い、検索していたら、YouTubeで見つけました。(パソコンの画面で見るのは、目が疲れるので、あまりしたくないのですが、今回は我慢しました)。
昨年は、国立劇場で開催された、全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演を見にいけず、また、部屋の改築で、テレビの録画もできていませんでした。
前半のドキュメントは、高校生の貧困をテーマにした劇とか、閉鎖される福島の高校のサテライト校を舞台にした劇とか、みじかい紹介でしたが、高校演劇の幅の広さを感じさせるものでした。
最優秀校の公演は、兵庫県立東播磨高等学校(籔博晶/作)の 『アルプススタンドのはしの方』 。
派手な動きや大きなセットもなかったけれど、野球のボールの軌跡を、目線で表現するなど、演劇でしかできない可能性を追求した公演でした。会話もユーモアがあって、また「高校生の勉強・部活・恋愛に対する思い」がわかるもので、感動しました。