冨田和成の『大富豪が実践している お金の哲学』(2016年、インプレス)を読みました。本田健が、ラジオで取りあげていて、書店で見つけて買いました。
鳥居祐一も、「お金持ちは、独特のマインドを持っている」、「そのマインドを学ぶには、自分からお金持ちの世界に上っていかなければならない」といっています。
ただ、高価なセミナー、お金持ちの集まるパーティには、私は参加できないので、本から学ぶことにしました。
著者は、一橋大学在学中に、IT分野にて起業。卒業後、野村證券にて数々の営業記録を樹立し、最年少で本社の超富裕層向けプライベートバンク部門に異動。その後、シンガポールでのビジネススクール留学を経て、起業したそうです。
1日8-10ページずつ、読んでいったのですが、面白かったです。「大富豪(純金融資産で1億円以上)」、「小金持ち(年収数千万円)」、「一般人」という書き分けが、うまいと思いました。
たとえば、「食事をとおした節約」について、「一般人は、毎日の食費を削る。朝食を抜き、ランチをカップラーメンで済ませ、夜は自炊を徹底する」
「しかし、大富豪になるような人は、定食屋さんに行ってバランスのとれたランチを食べ、心身ともに健康体を維持し、仕事の集中力を高めて早く収入を上げる」ということです。なるほどと思いました。
できれば、このような本を読物としてではなく、実用書として読めるような身分になりたいものです。