政近準子の『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』(2013年、かんき出版)を、読みました。
週に1度、大学で教えるようになって、スーツを着る機会が増えました。ただ、基本的な着こなしについて、教えてくれる人はいず、本で学ぶことにしました。
著者は、パーソナルスタイリストの創始者。(有)ファッションレスキュー社長。パーソナルスタイリストプロ育成校・PSJ学院長もしているそうです。顧客は、1万人以上とか。樺沢紫苑のフェイスブックページに、よく出てきて、知りました。
ビジネスマンの着こなしの基本を、わかりやすくまとめた本です。まあまあ、楽しんで読みました。1日に4-5ページずつ読んでいって、2か月かかりました。
「人は着る服によって、人生を変えることができる」ということです。秘訣は、「チョイスのしかた(価格とクオリティーのバランスのとり方)」と「手入れ」ということでした。よいスーツや靴は、手入れ次第で、かなり長くもつそうです。
また、「必要なスーツは、ダークネイビーかダークグレイの無地」、「ネクタイの柄は、無地、ドット、小紋、ストライプ」、「靴下は、濃紺の長靴下」といった知識も、ありがたかったです。
いろいろ揃えたいけれど、まずはお金と大きなクローゼット(押し入れや洋服の収納家具)がほしいなあと思います。