ふれあいこどもまつり④ー『ともだちくるかな』

投稿者: | 2022年3月29日

3月21日は、「参加・体験・感動! ふれあいこどもまつり」の最終日。スタッフとして働いている仲間の応援と、自分の楽しみのために、亀戸文化センターでの公演に、出向きました。

午前中の公演が、40分オーバーで、急いでサンドイッチの昼食をとり、午後1時50分に会場の大研修室(定員63名)にはいると、ほぼ満席。舞台前のフラットシートに座ることも考えたのですが、後ろの人が見づらいといけないので、最後列中央のいす席に座りました。

公演は、人形劇団ポポロ『ともだちくるかな~生演奏でつづる だいじな心の物語』。人形劇団ポポロは、1972年の創立。ポポロとはエスペラント語でPopoi’o、英語に直すとpeople。「《わかりやすい生きた言葉で語りかける最も民衆的な人形劇》をめざし命名した」ということです。

ポポロの人形劇は、2016年3月21日、亀戸文化センターのカメリアホールで、『ルドルフとイッパイアッテナ』の公演を見たことがあります。人形遣いの人が、舞台いっぱいに動き回り、楽しめました。

今回は、小部屋での1時間の公演。前半は、オープニングショー。子どもたちの好きな、たくさんの動物たちの人形がでてきて、生楽器の演奏にあわせて、歌います。素敵なアイス・ブレーキングでした。

後半は、人形劇。オオカミとキツネが主人公のストーリーは、「『今日はおれのたんじょう日。きっとあいつがやってくる』。でもいくら待ってもやってこない! さびしくって、さびしくって・・・。『さびしい心なんかいらな〜い』。でも、でも、でも・・・。心をすてたら、楽しい心もなくなるよー」というもの。

3人の役者が、いろいろな人形を動かして、演じていくのですが、熱演でした。歌や楽器の演奏もあり、心が温かくなるエンディングでした。

「大きなセットを使った、大きなホールでの公演もいいけれど、観客とのやりとりもいれた、小部屋での手作り感のある公演もいいなあ」と思った午後でした。