出口アヤの『見違えるほど美人になるセルフエステ』(2015年、三笠書房)を、読みました。
私は普段、外見や服装など気にしないほうですが、ときどき、自分の研究とはまったく離れたテーマの本を読みたくなります。
著者は、高級エステで2万人以上を施術した経験を持つそうです。樺沢紫苑のフェイスブックページに、よく出てきて、「きれいな人だなあ」と思っていました。
この本は、美人になりたい女性を対象にしたものですが、私は普通に、楽しんで読みました。読みやすかったです。(マッサージのページが、ちょっと長かったですが)。
「セルフエステ」とは、「自分で自分をきれいにする」という意味で、それと同時に、「自分を好きになって、いたわる」という意味でもあるそうです。
本の前半は、自分でできるマッサージの説明でした。私は、『田中宥久子の造顔マッサージ(DVD付)』を読んだことがあり、いまでも、ジムのスタジオ・プログラムの待ち時間に、マッサージをしていますが、同じことを書いているなと思いました。
要するに、「自分でおこなうマッサージをとおして、筋肉を鍛えてほぐし、むくみをとって、血液やリンパの流れをよくしましょう」ということです。
後半は、「美習慣」(入浴やホット・タオルで、からだを温めるとか)、「美と食べ物」(夜にトマトを食べるとか、おやつにナッツやグラノーラを食べるとか)の説明でした。書店に出回っている美容に関した本のまとめというかんじでした。
あまり新しいことは学べなかったですが、すでにもっている知識の行動化へのあと押しはもらいました。