『学校では教えてくれないお金の授業』

投稿者: | 2015年12月9日

山崎元の『学校では教えてくれないお金の授業』(2014年、PHP研究所)を、読みました。著者は、銀行、保険会社、証券会社など、多くの金融機関での勤務経験を持つ、経済評論家です。

7年ほど前に、著者の『お金をふやす本当の常識-シンプルで正しい30のルール』を読んだことがあります。

「外貨投資、不動産投資、金投資、生命保険は、手数料などのコストが高いわりに、リスクが大きく、期待できるリターンが少ない」ということを学びました。分散投資(ポートフォリオの作成)をはじめたのも、この本がきっかけです。

今回は、個人向け国債(10年・変動)が満期になって、「さて、どうしよう。MRFや国債の利率は低いし、NISAも使ってみたい。けれどリスクは、あまりとりたくない」と思い、読んでみることにしました。

1日1講座で、10日間、かかりました。すべて理解できたわけではありませんが、大筋は把握しました。

「そもそも、お金とは何か」「 お金をふやすには、どうしたらいいのか」「 銀行や証券会社、保険会社と、どう付き合っていけばいいのか」について、書いてありました。私が、学校では教えてもらえなかったことです。

投資先を決める前に、もう1-2冊、著者の近刊を読もうかなと思いました。振り回されない程度に、賢く、お金とつきあっていきたいと思います。