還暦(60歳の誕生日)を迎えて⑥-これから

投稿者: | 2024年12月15日

これまでをふり返って、これからについて考えてみて、思ったのですが、還暦(60歳)になったからといって、大きく仕事や家庭や生活が変わるということはないようです。ただ、仕事からサード・プレイスへの移行は、確実に進んでいきそうです。

私は、「私たちの世代の平均寿命は、医療の進歩によって、100歳まで延びるだろう」と思っています。それと同時に、「健康寿命は、おそらく80-90歳くらいまで。言葉の通じない外国への1人旅ができるのは、あと10年。ツアーで外国への旅行ができるのも、あと20年くらいかな」と思っています。

周りを見てみると、研究者は、リタイア後も、本や論文の執筆を続ける人と、まったく別の人生をはじめる人に、分かれるようです。私の父も、会社を退職後は、一転して、週末農家になりました。私は、いまの段階では、どうなるかわかりません。(いまのところ、農業に、あまり興味はありません)。

ただ、まだまだ、いきたいところも、食べたいものも、読みたい本も、見たい映画も、会いたい人も、たくさんあります。週に2回のスポーツクラブでのエクササイズも継続しながら、元気でいたいです。

あと、できるだけ、お世話になった人たちに、感謝とご恩返しをしたいなあと思います。(私が、千葉大学でいろいろと教えていただいた首藤久義先生を囲む、言語教育研究会の事務局長を続けているのも、これがひとつの理由です)。

私のメンターのひとりである、内木文英先生(高校演劇の指導者。元・アシテジ日本センター会長)は、90歳過ぎまで、演劇とお酒を愛し、また多くの人に慕われて、お元気でした。私も、そのような人生を送りたいなあと思います。