黒柳徹子の『続 窓ぎわのトットちゃん』(2023年、講談社)を、読みました。書店に平積みされているのを見て、興味を持ち、図書館にリクエストして、ずいぶん待って、手にしました。
黒柳徹子は、東京都生まれ。俳優、司会者、エッセイスト。東洋音楽学校(現・東京音楽大学)声楽科卒業後、NHK専属のテレビ女優第1号として活躍する。『徹子の部屋』の放送は、同一司会者によるテレビ番組の最多放送世界記録を更新中。1984年よりユニセフ親善大使となり、のべ39ヵ国を訪問し、飢餓、戦争、病気などで苦しむ子どもたちを支える活動を続けているとのこと。
キャッチフレーズは「国民的ベストセラー、42年ぶり、待望の続編! 国内で800万部、全世界で2500万部を突破した『窓ぎわのトットちゃん』。世界中で愛されている、あのトットちゃんが帰ってくる! 泣いたり、笑ったり……トットの青春記」ということです。
『窓ぎわのトットちゃん』は、高校時代に読みましたが、名作だと思っています。今回も、期待して読みました。とても読みやすい文章で、2週間で、読み終えました。楽しい時間でした。
トットちゃんのお父さんは、N響のコンサートマスターだったそうです。トットちゃんは、お嬢様ですね。ただ、戦争や疎開の話は、やはり読んでいて、悲しいです。女優になったあとの活躍は、よく知らなかったので、新鮮でした。
ひさしぶりに、文学作品を読んだ気がします。こういう時間も、大切したいと思います。