勝間和代の『仕事も人生もうまくいく! 勝間式 タイムパフォーマンスを上げる習慣』(2023年、宝島社)を読みました。
勝間和代のメールマガジンは、毎日、読んでいます。YouTubeの勝間塾公開ライブも、聞いています。本棚を見るかぎり、彼女の本で読んだのは、これで14冊目となります。
今回は、アマゾンのレビューの数が多かったのと、タイトルに魅かれて、購入しました。「ドリル読書にしようか」と読みはじめたのですが、2時間で、一気読みしてしまいました。
「この本は、あなたを「時間リッチ」(好きなだけ自分の時間を持ち、使うことができる状態)に導く本です」というキャッチコピー。
「この忙しく慌ただしい現代社会において、いかに自分の時間を持ち、何をするにも時間に困らず、さまざまなことに対して常に自分がしたいように時間を使うことができる、ということが本当に豊かな人生なのではないでしょうか」ということです。
そして、「時間リッチになるための具体的な実践方法」を紹介しているのですが、それらは著者のブログや本にくり返し書かれていることで、そう新鮮味はありませんでした。
印象的だったのは、著者は「遊び」を否定していないことです。「アウトプットが仕事で、インプットが遊び」、「インプットである遊びが充実すればするほど、アウトプットの仕事もアップグレードしていく」ということです。なるほど。
それから、飲酒をやめることを勧めているのですが、それはできないなあと思いました。ただ私は、「時間リッチ」の生活はできているような気がします。「キャッシュリッチ(お金持ち)」の生活はできていませんが。