8月3日と5日、日本演劇教育連盟の「第72回 全国演劇教育研究集会」の「全劇研 2023 in 東京」に、オンラインで参加しました。
まずは、3日の「OPENING企画」。多田純也さんの「あそびとトーク」で始まりました。ただ、オンライン参加は、わずかに2人。多田さんの手遊びも、パソコンの画面ではやりづらく、オンライン参加の難しさを感じました。
また、「関西－東京－岩国」（今回は、3か所開催です）のリレーは、主催者の準備不足を感じました。畠山さんのクイズ形式の全劇研の歴史のふり返りは、よかったです。
次に、5日の「Talk×Talk」。増山均さん、大垣花子さん、照屋洋さんが、講師。ファシリテーターは、すすきこーたさん。「子どもをとり巻く現状、子どもの人権」が、テーマでした。
普通は、講師の話からはじまりますが、今回は、参加者の小グループでの話しあいのあと、それを受けて、講師が話をするという展開でした。
「子どもの声を聞く時間がない」という多数の意見に対して、「子どもの意見を聞きすぎて、収拾がつかなくなった」という報告がでました。
学校というのは、教える内容もあるし、集団生活のルールを学ぶ場でもあるので、難しいところです。学校、家庭、地域社会、どこかで子どもの話を聞く場を、保障してあげたいのですが。