第72回 全国演劇教育研究集会②-集会をふり返っての感想

投稿者: | 2023年8月7日

8月3日と5日、日本演劇教育連盟の「第72回 全国演劇教育研究集会」の「全劇研 2023 in 東京」に、オンラインで参加しました。おそらく、20年ぶりの参加です。

20代の頃は、毎年のように、夏の全劇研に参加していました。その頃は、東京の日本教育会館に、1000人近くが集まり、3日続けての開催で、基調講演、公開授業、ワークショップ、懇親会など、ずっと演劇教育漬けでした。

今回は、日程の調整ができたこともあり、ひさしぶりに参加することに決めました。ただ、代々木のオリンピックセンターまで通うのは、ちょっと大変そうだったので、オンラインで参加できるものを選びました。

参加して、まず感じたのは、オンライン参加の難しさです。大会のテーマは、「輝け命! つながれ人と人!」でしたが、つながりを実感できたかどうかは、疑問です。次回からは、対面のみで開催したほうが、いいような気がします。

次に、感じたのは、全劇研が3か所で開催されて、集会が小規模のセミナーに変わってしまったということです。3か所で開催されることにより、開催地は活性化されるし、参加者も交通費や宿泊費を節約できます。

ただ、日本中から参加者が集まり、夜は、缶ビールを飲みながら、輪になって座って、「ちいさな劇の会」を楽しむといった、機会が無くなってしまったのは、ちょっと寂しいです。

教員が忙しくなって、このような民間の研究集会に参加することが難しくなったというのは、聞いていてわかるのですが。