かなり前ですが、前田裕二のビジネス書、『メモの魔力』(2018年、幻冬舎)を、読みました。書店で、長いあいだ、平積みになっていて、ある時、衝動買いしました。「2019年 一番売れたビジネス書」という帯の文句に、魅かれました。
著者の本は、『人生の勝算』を、読んだことがあります。ラジオで、声を聞いたこともありますが、それほど興味は持っていませんでした。
ただ私も、書斎と寝室とリュックサックには、100円ショップで買ったメモ帳を常備していて、メモの大切さは知っています。「今後のメモの活用に、参考になるのでは」と思いました。
「いま最も注目される起業家・前田裕二による渾身のメモ術!」というキャッチフレーズです。
カバーには、「僕にとってメモとは、生き方そのものです。メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。メモによって夢を持ち、熱が生まれる」
「その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない「本当のメモの世界」へ、ようこそ」と書いてあります。
深夜、一気読みでした。「事実→抽象化→転用」するために、日常的にメモをとることを、提案しています。メモというより、ノートかもしれません。
私は著者ほど、こまかくメモをとろうとは思いませんが、「とにかく書き出す→定期的に見直す→終わったら線をひいて消す」という、自分のメモの利用サイクルは続けていこうと思いました。