齋藤真嗣の『体温を上げると健康になる』(2009年、サンマーク出版)を、読みました。父親から推薦されたものの、10年くらい積読だった本です。今回は、本棚の整理と、「仕事と関係のない本を読みたい」と思い、読みました。一気読みでした。
著者は、「1972年生まれ。日米欧のアンチエイジング専門医・認定医の資格をもつ。2008年9月よりニューヨークのマンハッタン5番街にクリニックを開設、09年6月から赤坂見附前田病院スルーライフクリニック所長就任。日本とアメリカを行き来しながらアクティブ・エイジング・マネジメントの普及に努めている。
アンチエイジングの面からゴルフを考察した『ゴルフで老いる人、若返る人』が話題に。囲碁の実力者でもあり、全体像を俯瞰的に把握する思考を習得。ビル・ゲイツ、ビル・クリントン、ベッカム、アレックス・ロドリゲスらと親交のある、不思議な縁の持ち主でもある」ということです。
「体温が一度下がると免疫力は三〇%低下し、逆に体温が一度上がると免疫力は五〇~六〇〇%もアップします」ということです。(体温アップの推奨は、石原結賓のいっていることとも、共通します)。そのためには、運動により、筋肉量を増やすことが、近道だということ。(スロトレの推奨、運動の順序などは、石井直方のいっていることとも、共通します)。
まあ、新しい研究データを踏まえて、まっとうなことをいっているかなというかんじです。私がたくさん読んできた、アンチ・エイジングの本の内容の復習にもなりました。
あとは実践あるのみですが、私はここ数年、起床してから、入浴をすることにしています。(夏は、シャワーですが)。体温を上げるのに、簡単な方法だからです。あと、週に2回は、スポーツクラブにいって、運動をしていたのですが、ここ3年は、通っていません。(マスクをつけて運動するのが、嫌なので)。心がけているのは、毎日、散歩をすることくらいです。
健康が生きる目的ではありませんが、健康は幸せの必要条件です。できる範囲で、実践していこうと思います。