2021年3月20-31日、東京と長野で開催された、第20回アシテジ世界大会 / 2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバルを、ふり返ってきました。
まとめると、成功といえるのではないかと思います。「アシテジ世界大会 / 未来フェスのレガシー(継承する遺産)の創出をしよう」という当初の目的は、ある程度、達成された気がします。
2020年5月の開催が延期されたときは、どうなるのかと思いました。2021年になってもコロナが収まらず、海外からの代表や劇団は来日することができず、対面式(日本)とオンライン式(世界)のハイブリッドで開催されることになったときは、大丈夫かと思いました。
ただ、いろいろなトラブルはあったものの、ハイブリッドでも、なんとか会議やフェスティバルを開催できることがわかりました。これは、今後に生かせます。
また、アシテジ世界大会 / 未来フェスが延期されたあと、オンラインで、アシテジ世界ミーティングというのを、13回にわたり、開催してきました。その過程で、世界大会やフェスの意義を再確認することができた気がします。
アシテジだけではなく、「こどもあーとACTION」という、広く子どもと文化を考えて活動していく組織もできました。
私自身、世界大会とフェスの準備と実行の過程で、何人もの素敵な人たちに出会うことができ、大変でしたが、有意義な時間だったと思っています。
毎年7-8月には、「子どもと舞台芸術 大博覧会」というフェスが開催されるのですが、そのメーリングリストに、今回知りあった人たちの名前をたくさん見つけて、「また、この人たちと仕事をするのも、いいなあ」と、実行委員に立候補してしまったほどです。
今後、研究したい事柄のヒントも、いくつも得られました。
アシテジ世界大会 / 未来フェス。私の人生のなかで、かなり大きなイベントとなりました。