テレビで録画しておいた、NHKのEテレの『青春舞台2018』を見ました。第64回全国高等学校演劇大会(第42回全国高等学校総合文化祭の演劇部門)の特集です。
いつもは、2時間続きなのですが、今回は、3回に分けての放送でした。(30分のドキュメントを2本、1時間の劇場中継を1本)。
一昨年は、国立劇場で開催された、全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演を見にいったのですが、今年は予定があわなくて、残念ながらテレビでの鑑賞です。
ドキュメントでは、泣いてしまいました。研究者という、一歩下がって客観的に教育を見る職業を選んだものの、ときどき、生徒といっしょに努力していく現場を、うらやましく思ったりします。
最優秀校の公演は、香川県立丸亀高等学校(豊嶋了子と丸高演劇部/作)の『フートボールの時間』。「女性は、はやく結婚して、家庭にはいるべき」と思われていた時代に、サッカーを愛した女学生の物語です。
きちんとした取材にもとづく、高校生の成長がわかる、よい公演でした。