加谷珪一の『お金持ちの教科書』(2014年、CCCメディアハウス)を、読みました。大きな書店のビジネス書の棚には、たいてい、この著者の本が並んでいて、興味をもっていました。今回は、アマゾンのまとめ買いで、購入。
著者は、大学卒業後、出版社記者を経て、投資ファンド運用会社に転職。2000年、コンサルタントとして独立。企業に対する経営コンサルティング、ITコンサルティング、資産運用アドバイス等を行う。
現在は、億単位の投資を行う投資家でもある。また、「お金持ちの教科書」「出世の教科書」「投資の教科書」「起業・独立の教科書」などのウェブサイトを運営ということです。
「お金持ちになりやすいタイプや、絶対的な儲けのテクニックなどない。しかし、お金持ちに特有の「思考パターン」や「行動原理」は存在する。住む場所、移動手段、友達の選び方、見栄の張り方など。お金持ちのように考え、行動することが、お金持ちへの近道となる」ということでした。
3日で、読みました。読みやすい部類ですが、どうもあまり記憶に残りません。これは、ウェブサイトの記事を再編集したからだと思います。
また、年収が多い人、資産がたくさんある人、事業で成功した人、親から遺産を相続した人など、いろいろなお金持ちを、いっしょに論じているせいもあると思います。
印象に残ったのは、「郊外の家に住み、車を買うより、職場に近い、都心に住むべき」という項目です。私は、千葉市に住んで長いし、それなりに愛着を感じていますが、お金がはいれば、都心(西新宿とか、渋谷とか。ちょっと譲歩して、錦糸町とか)に住みたいと思っています。
千葉市からだと、新宿より西(東京学芸大学、オリンピックセンター、芸能花伝舎など)が、とても遠くに感じられ、いく気力がでてこないからです。飲食店の数も、都心は比較にならないくらい多いです。
宝くじ、当たらないかなあ。