『5年後、金持ちになる人 貧乏になる人 』

投稿者: | 2017年10月21日

田口智隆の『5年後、金持ちになる人 貧乏になる人 』(2017年、廣済堂出版)を、読みました。作家の本田健のメールマガジンで紹介されていて、興味をもちました。

また、「500円でランチ。何を選ぶ? ファストフードで、ハンバーガーとポテトのセット。オーガニックの、野菜サンドとコーヒー。毎朝の通勤電車、ゲームのアプリを買うか、英単語のアプリを買うか」という紹介文も、魅力的でした。

著者は、株式会社ファイナンシャルインディペンデンス代表取締役。28歳のときに自己破産寸前まで膨らんだ借金を、徹底した節約と資産運用により、わずか数年で完済。34歳の時にお金に不自由しない状態、「お金のストレスフリー」を実現。

現在は、マネー・カウンセリングで個別に相談に乗る一方、日本全国でセミナー活動を積極的に行っているということです。

「同じ大学、同じ年齢、同じくらいの外見。ほとんど同じようなスペックの2人の人間でも、毎日お金を「どのように」使うか、そのちょっとの差で5年後の年収が大きく左右される」ということでした。

自分の経験から書いているところは、水野雅浩の『「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント』と似ています。他の自己啓発書に書いてあることも、多いです。ただ、具体例やたとえ話がうまくて、楽しみながら読みました。

「いつも同じ人と飲まない」とか、「2次会はいかない」とか、「いくつも資格をとるより、ひとつの語学を徹底的に磨く」とか、「気分を変えたいときには、新たな体験をすることに、お金を使う」など、印象に残っています。

もうすこし、この著者の本を読んでみようかなと思いました。