今回の南アフリカの滞在の第1の目的は、アシテジ世界大会の日本人参加者ツアー(49人)を、副団長として、アシストすることでした。
まず、初日。観劇チケットのグループ予約・購入を、期待・前提にしていた人たちから、クレームがきました。参加人数が多く、チケットのグループ予約・購入ができなかったのですが、事前にきちんと説明するべきでした。
そのあとの私のおもな仕事は、毎日の「日本人参加者向けニュース」を発行すること、トラブル・シューティングにあたること、夕食や観光ツアーを企画することになりました。
まず、情報共有のツールとして、毎朝、「日本人参加者向けニュース」(日本語。A4で、2ページ)を印刷して、滞在していたケープタウン・ロッジ・ホテルのフロントの隅に置かせてもらいました。概ね好評でした。
次に、トラブル・シューティングですが、いろいろありました。ウエストポーチのチャックを開けられて、財布を盗まれた人。同じく、ウエストポーチのチャックを開けられて、鍵を盗まれた人がいました。
「夜間の一人歩きは危険」ということで、車で20分のバクスター劇場で開催された開会式の往復にくわえて、徒歩25分のアーツスケイプ劇場で開催されたアジアパーティの往復にも、日本人参加者向けに、バスをチャーターしました。
それから、海外旅行につきものの、ちいさなトラブルもありました。昼間、日差しの強いなか、歩きすぎて、熱中症になった人。ホテルのバスタブのお湯を溢れさせて、修復代を請求された人もいました。
あと、ひとりで参加していた人も多かったので、夕食や観光ツアーは、それなりに感謝されました。
いろいろと至らない点はありましたが、全員揃った帰りの空港で、多くの参加者の方に、「ご苦労様」と言われたので、「すこしは、お手伝いができたかな」と思っています。