山田太一・脚本のテレビドラマ、『それぞれの秋』(1973年、全15回)を、見終えました。BS・TBSで再放送していたのを録画して、週に1回のペースで見てきました。
山田太一との最初の出会いは、『ふぞろいの林檎たち』だったと思います。とてもよかったので、それ以来、山田太一の名前を見つけると、録画して見るようにしてきました。尊敬しています。
このドラマは、第6回テレビ大賞本賞受賞作品、第11回ギャラクシー賞受賞作品。「家族ドラマの傑作」という評価もあるようです。
楽しく見ました。平凡なサラリーマン家庭を舞台に、家族愛や思いやりを、大学生の次男の目線で問いかけたものでした。40年前のドラマですが、「家族の関係や問題というのは、そう変わらないなあ」と思いました。
出演は、小倉一郎(次男)、小林桂樹(父)、林隆三(長男)、久我美子(母)、火野正平(次男の友人)、桃井かおり(次男の恋人)など。みんな個性的で、うまかったですが、高沢順子(長女)は、いまひとつでした。