『日本・破綻寸前-自分のお金はこうして守れ!』

投稿者: | 2020年10月31日

かなり前ですが、藤巻健史の『日本・破綻寸前-自分のお金はこうして守れ!』(2020年、幻冬舎)を、読みました。

ラジオのニッポン放送の番組、「渡邉美樹 5年後の夢を語ろう!」で、著者が何回か出演していて、興味をもっていました。千葉そごうの三省堂で、平積みされていて、「著者の本を、1冊くらい、読んでみようか」と思い、買いました。

著者は、1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年に行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクール)。85年に米モルガン銀行入行。

東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長に抜擢される。同行会長から「伝説のディーラー」のタイトルを贈られる。

2000年に同行退行後は、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。1999年より2012年まで一橋大学経済学部で、02年より09年まで早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師。2019年まで、日本維新の会所属の参議院議員(比例区)。

本の宣伝文では、「ちょっとしたきっかけで日本(株・国債・円)売りは突然始まる! 政府と日銀は国会で、異次元緩和という出口なき後始末をどう弁明しているのか?」と書かれています。

3日で読みました。大部分は、国会での議論や自分の記事の再録で、数字も多く、わかりづらくて、退屈でした。

ただ、将来に備えて、「米ドル資産(ドル建ての外貨預金やMMF)をもつべきだ」というメッセージは受けとりました。私の資産は、すでに25%、外貨ですが、さらなるリサーチをはじめました。ハイパーインフレはあり得ると思うし、怖いです。