石井美保の『大人美論』(2018年、宝島社)を、読みました。『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。』(2023年、平凡社)で紹介されていて、興味を持ちました。図書館から借りてきて、2週間で読み終えました。
著者は、トータルビューティーサロンRiche主催。Riche Eyelist Academy主宰。麻布十番にまつげサロンを13年経営し、アイリストの育成の傍ら、豊富な美容知識を生かしたメイクレッスンや美容カウンセリング、パーソナルコンサルティングなどを行う。エイジレスな美貌と底なしのコスメの知識を持ち、幅広く活躍中ということです。
内容は、「42歳を迎えた人気美容家・石井美保が伝えたい、美容との向き合い方をまとめた最新刊。40歳を過ぎた途端、20代、30代に試行錯誤を重ねながら作り上げてきた美容の方程式が見事に崩れ、これまでのやり方を見直すことに。
年齢を重ねたことで日々揺らぐ見た目のサインや体調のサインにどう対応し、どう前向きに向き合っていくべきなのか。同世代の女性たちと同じように悩み、葛藤しながらも、美容を通じて彼女が行き着いた40代がもっと「美しく楽しく生きるという」ことの答えを正直に綴った一冊」ということです。
40歳になって、新たな美容をはじめたというのは、わかります。私も、40代後半になって、髪の毛に白髪が増えだしたとき、どうしていいかわからず、半泣きで毛抜きで抜いたことを思い出します。
ただ、いまの私に役立つような美容のヒントは、ほとんどありませんでした。習ったことといえば、「くり返し毛抜きで抜いた眉は、生えてこない」ということくらい。ハズレ本でした。
ただ、この本を読んで、シャンプーとリンスを替えることにしました。この20年、花王サクセスのトニックシャンプー・エクストラクールとふんわりリンスを使っていたのですが、頭皮の脂を根こそぎとってしまうため、女性用の市販品を試してみようと思います。