3月20日は、国際児童青少年舞台芸術協会(アシテジ)が制定した、国際児童青少年演劇の日でした。私は、アシテジ日本センターの広報も兼ねて、「参加・体験・感動! ふれあいこどもまつり」の亀戸文化センターでの公演に、出向きました。
昼食をとったあとは、受付で、アシテジ日本センターの広報リーフレット(150部)を、プログラムのなかに、挟みこむ作業をしました。午後2時50分、3階のカメリアホールで、アシテジ日本センター会長、後藤圭さんの挨拶。(無事に終わりました)。
午前3時から、劇団ぱれっとの『にんじん』の公演。劇団ぱれっとは、「1982年の創立以来、学校公演を中心に活動してまいりました。役者の演技や作品づくりについては勿論、劇場ではなく敢えて体育館で芝居を上演することの意味や意義もしっかりと考え続けてまいりました」ということ。
原作は、ジュール・ルナール作の自伝的小説で、「題名は、聞いたことがあるな」というかんじ。小説の内容は、憶えていませんでした。
「登場人物は、新しい女中のアンネット、ルピック氏、ルピック夫人、そしてにんじんの4人。アンネットがある出来事から、ルピック氏に、にんじんの本当の気持ちを話したことから、ルピック氏とにんじん、フランソワは心を開いて会話します。そこから見えてくるものは・・・。父と子の話から見えてくる家庭と、母親の心」というストーリーです。
1時間20分の対話劇。正直、すこし重いテーマでした。公演後、「これは、大人向けの劇かもしれないね」と話している人がいましたが、そうかもしれません。ちょっと、考えさせられる公演でした。