『Ryuichi Sakamoto: CODA』

ちょっと前ですが、連休中に、テレビで録画しておいた映画、『Ryuichi Sakamoto: CODA』(2017年、日本・アメリカ)を見ました。

世界的にもっとも有名な日本人のひとりが、何をしているのか、知りたいと思いました。

「世界的音楽家、坂本龍一に、2012年から5年間の密着取材によって実現した、初の劇場版ドキュメンタリー映画」

「5年間の密着撮影を通して、インタビュー、プライベート映像、過去のアーカイヴ映像と共に、YMOの時代から映画音楽作曲家としての成功、近年の社会・環境問題、闘病生活まで迫った作品 」ということです。

映画は、東日本大震災の地を訪れた映像から、始まります。ハンドカメラで撮ったのか、音の荒れが気になりました。

そのあとも、インタビューやいろいろな映像が流れてくるのですが、ちょっと編集に難があるのではと思いました。きちんと時系列で、ナレーションをいれたほうが、わかりやすかったと思います。

映画としての評価は、あまり高くないです。テレビのドキュメンタリーだとしたら、及第点ですが。

『迷路の外には何がある?』

スペンサー・ジョンソン (著)、門田 美鈴 (翻訳)の本、『迷路の外には何がある?-『チーズはどこへ消えた?』その後の物語』(2019年、扶桑社)を、図書館から借りて、読みました。本屋で見かけて、興味をもっていました。

ずいぶん前ですが、『チーズはどこへ消えた?』を、読んだことがあります。『チーズはどこへ消えた?』は、日本で400万部、全世界で累計2800万部突破、Amazon史上最大の大ベストセラーだそうです。

著者は、アメリカ・ビジネス界のカリスマ的存在。心理学者であり、医学博士として心臓のペースメーカー開発にもたずさわった。2017年、78歳で逝去とのこと。

「迷路で暮らす小人のヘムとホー。ある日突然、大好きなチーズが消えてしまいます。ホーはその変化に対処して、チーズを探しに出かけました。しかし、ヘムは迷路にとどまることを選択しました」

「迷路に残ったヘムは、そのあとどうなったのでしょうか? ヘムが経験した変化、発見は、あなた自身が直面している「迷路の謎」を解くのにきっと役立つはず」ということです。

30分で、読めました。ハッピーエンドで、読後感は悪くないです。絵本だったかなと思っていたのですが、前後にセミナーでの話しあいを含んだ構成でした。

最近、私も、新しいことを始めたり、挑戦していくことに、躊躇を覚えるようになりました。すこしずつでも、変化を楽しめるようにしたいと思います。

『勝間式超コントロール思考』

勝間和代の『勝間式超コントロール思考』(2019年、アチーブメント出版)を読みました。

勝間和代のメールマガジンは、愛読していて、彼女の本は、8冊ほど、読んでいます。ただ、本は読みづらいこともあったり、当たりはずれがあるので、しばらく購入していませんでした。

今回は、レビューがいいこともあり、アマゾンのまとめ買いで購入しました。3日で、読みました。当たりというかんじです。

「超コントロール思考」とは、「自分も他人も大事にしつつ、時間やお金を効率的に使いながら、イメージ通りに物事を進める方法」ということです。

「無意識に受け入れている不便なこと、いつのまにか惰性で行っている無駄なこと、必要ないのに払っているお金などを徹底的に洗い出し、ITを駆使して情報を集め、選択肢を増やし、もっとも最適な方法を見つけて実行する」ことが、「超コントロール思考」が目指すところとか。

メルマガと重複するところも、たくさんありましたが、実践的で、いまの勝間和代の生活と生きかたが、凝縮された内容でした。とくに、印象に残ったのは、「お金のコントロール」と、「人間関係のコントロール」。

「iDecoより、NISA」、「クレジットカードも用途に合わせて使い分け」、「大人数になるほど人間関係はうまくいく」、「「書く」ことは新たな人間関係を構築する」ということです。

勝間塾、はいろうかなあ。

『できるゼロからはじめる Android スマートフォン超入門』

法林岳之・清水理史のできるゼロからはじめる Android スマートフォン超入門 改訂3版(できるゼロからはじめるシリーズ)(2018年、インプレス)を、読みました。

アフィリエイト、インスタグラム、メルカリ、LINE、ビットコインときて、今度はスマホです。

私は現在、ガラケー(auの簡単ケータイ)を使っています。人と待ちあわせをするときくらいしか、持ち歩かないので、費用は、月に800-900円です。

ただ、昨年の夏、中国の北京にいったさい、知人がスマホで、行先までのルートを地図に表したり、LINEやメールを使ったりするのを見て、便利だなあと思いました。

ITに詳しい甥に訊くと、「大手キャリアのiPhoneは高いですけど、アンドロイドで格安SIMを使えば、月に3000-3500円くらいでできますよ」ということ。

とりあえず、入門書を読もうと思って、購入したのがこの本です。読みはじめてから、7か月かかりました。いまは、買うならば、HUAWEIのエントリー機でいいかなと思っています。

また、カメラ、地図、食べログ、乗換案内などは、使いたいなあと思いました。ただ、私が知りたかった、スマホの選定・購入・契約の手順、機種ごとの特徴などは、書かれていませんでした。

学生が、「スマホは、本で読むより、とりあえず買って、あとは友達に訊くのが一番ですよ」と助言してくれましたが、そのとおりかもと思います。

さて、大手キャリアのお店は回って、あとは近くのヨドバシカメラで相談する段階なのですが、人通りの激しいところに窓口があって、どうもいく気になりません。どうしようかな。

『Dr. コパの金運&宝くじ風水 』

小林祥晃のDr. コパの金運&宝くじ風水 (Dr. コパの決定版幸せ風水シリーズ)(2011年、主婦と生活社)を読みました。

宝くじ関連の本を読んでいて、「意外と、風水に従っている人が多い」ことを知りました。著者の名前は、よく聞いていたので、「1冊、試しに読んでみよう」と、アマゾンで中古本を購入しました。

著者は、建築家。一級建築士として家づくりに携わる傍ら、日本の風水家相の第一人者として独自の理論を展開、一大風水ブームを巻き起こす。明るいキャラクターと現代に即した開運法が人気を博し、雑誌・テレビ・講演などで幅広く活躍中ということです。

「進化した金運&くじ運アップ風水を大公開! コパさん秘伝の住まいの金運風水、お金に好かれる開運アクションなど盛りだくさんの内容!」ということでした。

読みはじめてから、6か月かかりました。途中で何度も、「もう読むのをやめよう」と、考えました。はっきりいって、ハズレ本です。

印象に残ったのは、「意識していなかったけれど、お金と宝くじは、黄色の長財布にいれて、家の西側にある机の引き出しに入れているなあ」ということくらい。ほかに、実践しようと思うものは、ありませんでした。

『児童・青少年演劇ジャーナル げき』(第19号)

児童・青少年演劇ジャーナル〈げき〉編集委員会編集の雑誌、『児童・青少年演劇ジャーナル げき』の第19号(2018年、晩成書房)を、読みました。

巻末の戯曲以外は、すべての記事に目を通しました。あいかわらず、読みごたえがあったし、読んでいて面白かったです。(読み終えるまで、5か月もかかってしまいましたが)。

今回の執筆者も、学校の教員から、児童青少年演劇劇団関係者、研究者まで、いろいろな団体の垣根を越えて集まっていて、いいなあと思いました。

特集は、「アジア児童青少年舞台芸術フェスティバル2018」。フェスの直前に出された雑誌なので、仕方のない部分もあるのですが、「広告宣伝よりは、終わった後の報告を読みたいな」と思いました。

次に、「「文化芸術基本法」について聞きました」というインタビュー記事。勉強になりました。せっかくできた法律、生かしていきたいと思います。

それから、加藤早恵の「「劇あそび勉強会」~むかし・いま・これから~」も、長く続いている勉強会の活動がよくわかって、興味深かったです。

あと、いろいろな報告も、楽しく読みました。日本児童青少年演劇協会、アシテジ日本センター、TYA Japanなどの活動をとおして知っている人が、多く執筆していて、より身近に感じることができました。

『遠慮しない生き方』

鳥居祐一の『遠慮しない生き方』(2019年、サンマーク出版)を読みました。

著者は、作家、パーソナルブランディング・コンサルタント。5歳よりアメリカ・ニューヨークで育ち、日米で教育を受ける。在米20年以上。サラリーマン生活をやめ、アメリカで成功哲学を学ぶ。年間約90日は海外生活。グループコンサルティングやセミナー講師として活躍しているということです。

私がこの30年で、もっとも影響を受けた人のひとりです。出版された本は、すべて読んでいます。『お金持ちにはなぜ、お金が集まるのか』は、3回くらい読み返しました。無料のメールマガジンも、楽しく読んでいます。

この本は、新刊応援キャンペーンで、2冊買いました。キャンペーン参加者には、メールマガジン無期限購読権がもらえるということで、即決でした。受けとった日、「はじめに」を読み、その翌日、一気に読み終えました。

「「遠慮しない生き方」というのは、自分が好きなありのままの自分でいることです。常に焦点を自分に合わせて、自分がいいと思うかどうか、自分がそれを好きかどうかだけで物事の判断をすること」

「「遠慮しない生き方」をすること、誰にも遠慮せずとことん自分らしく生きることこそが他者を惹きつける一番の方法なのです」ということでした。

面白かったです。メールマガジンに書いてあったことと重複する部分が多いのですが、復習のように読みました。ほぼ体験にもとづいて書かれているので、説得力があります。

とくに印象に残っているのは、「人生は、短い。遠慮している暇はない」「自分という情報を遠慮せずアウトプットする」という言葉です。大学の授業、実践記録、研究論文、ブログ、ツイッター、メルマガなど、遠慮せずに出していこうと思います。

『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』

ちょっと前ですが、テレビで録画しておいた映画、『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』(2017年)を見ました。実話にもとづく作品ということで、興味を持っていました。

ときどき、青春部活作品を見たくなります。『桜の園』とか、『幕が上がる』とか、『フラガール』とか、『ウォーターボーイズ』とか、『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』とか、『スウィングガールズ』とか。

(見返りをもとめず、ひたむきに何かに打ち込む時代を、懐かしく思うのかもしれません)。

この作品は、「世界が驚いた! 24人の女子高生と1人の教師が起こした奇跡の実話、感動の映画化!  広瀬すずら若手女優が笑顔とダンスで日本中に元気を届ける、青春ミラクルストーリー!」ということです。

よかったです。「3年間の部活動を、端折りすぎ」とか、「ダンスシーンが、すくない」といった批評は、そのとおりだと思います。ただ、見ていて、涙腺が緩んできたので、それで十分かと。

教師役の天海祐希は、ちょっとオーバーアクションでした。主役の広瀬すずは、輝いていました。『海街Diary』でも印象に残りましたが、すばらしい個性です。ちょっと前の宮崎あおいを、思い起こしました。

『演劇と教育』(第703号)

日本演劇教育連盟編集の機関誌、『演劇と教育』の第703号(2018年5+6月号、晩成書房)を、読みました。(ちょっと前ですが)。

特集のテーマは、「脚本は、劇づくりの要だ!」。

まず、横須賀とも子の「脚本を選ぶポイント」が、わかりやすかったです。中学校演劇部の顧問になって1年目か2年目くらいの人を対象に、脚本形式で書いているのですが、まさにポイントをついていました。

次に、志野英乃の「“よい演劇・よい脚本とは何か?”問題」が、印象に残りました。自分のHPへの書きこみをもとに、テスト問題のように書いているのですが、こういう原稿もありかなと思いました。

それから、岡田美香の「地域に溶け込むエンターテインメントを目指して ”65歳以上の劇団”」も、ライフヒストリーのようで、興味深かったです。(高齢者と演劇というのは、いま話題のトピックのひとつです)。

最後に、2つの新連載が始まりました。「紙上教育カフェ」と「劇づくり版『しくじり先生』」。テレビ番組の影響がわかりますが、時代にあわせるのはいいと思います。今後に期待。

『つながりのレシピ』

4月10日、招待をいただいて、新宿の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで、青年劇場の『つながりのレシピ』(福山啓子・作、関根信一・演出)を見てきました。

青年劇場の公演は、2006年に、スタジオ結で、『博士の愛した数式』を見たことがあります。また2012年に、同じくサザンシアターで、『臨海幻想2011』を見たこともあります。

開演15分前にはいったら、ほぼ満席でした。平日の昼間のせいか、年配の方が多かったです。「青年劇場の長年のファンなのだろうな」と思いながら、席に着きました。

今回の脚本は、山田和夫の『妻が遺した一枚のレシピ』(青志社)を参考に、北海道の「べテルの家」(精神障害者の自助施設。当事者研究で有名)。豊島区の「べてぶくろ」(べテルの家の池袋版)。

そして、「てのはし」(ホームレス支援の団体)、「あさやけベーカリー」(パンを焼いて、夜回りでホームレスに配る)を取材して、書かれたということ。

「定年直後に妻を亡くした孤独なビジネスマンが、妻の遺したレシピをもとにパンを焼く中で、元ホームレスの人たちに出会い、ものの見方が変わっていき、妻の深い思いに触れていく」というストーリーです。

よかったです。精神障害やホームレスや福祉について、きちんと取材がなされていて、説得力がありました。ハッピーエンドなのですが、すべてスムーズに進むわけではないところに、リアリティがありました。

それから、俳優たちは、声が通っていて、プロだなあと思いました。シンプルな照明や音楽も、好感がもてました。

私はふだん、ひとりで研究をしていますが、「たまにはグループで、助けあいながら仕事をするのもいいな」と、思いました。そして、焼きたてのパンが、食べたくなりました。