『侍タイムスリッパ―』

投稿者: | 2025年6月7日

数日前、憂鬱だった仕事に、ひと区切り。気分転換に、アマゾン・プライムで、パソコンの画面で、映画、『侍タイムスリッパ―』(2024年)を見ました。前からずっと見たかった映画です。

日本アカデミー賞 最優秀作品賞&編集賞 受賞。日刊スポーツ映画大賞主要3冠。ブルーリボン賞受賞。インディーズ映画の聖地、池袋シネマ・ロサ1館の上映から絶賛口コミが拡散し、全国拡大上映へということです。

キャッチコピーは、「武士が幕末の京都から現代の「時代劇撮影所」にタイムスリップし、「斬られ役」として生きていく姿を描いたコメディ作品!」。

ストーリーは、「時は幕末、京の夜。会津藩士高坂新左衛門は密命により、長州藩士を討つ任を帯びていた。いざ両者が刃を交えた刹那、雷鳴轟き、新左衛門は現代の時代劇撮影所へと、タイムスリップしてしまう。守ろうとした幕府がとうに滅んだと知り、愕然とする新左衛門」

「一度は死を覚悟したものの、「我が身を立てられるのはコレのみ」と刀を握り締め、鍛え上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩く。「斬られ役」として生きていくために…」というもの。

面白かったです。2時間ちょっと、最後ははらはらどきどきしながら、見ました。

殺陣だけではなく、主人公が、塩むすびや、苺のショートケーキを、感動して食べるシーンも、秀逸でした。脇を固める俳優陣も、それぞれ存在感があり、よかったです。なにより、映画や時代劇に対する愛情が感じられました。

それにしても、前回パソコンで見た映画が、2月9日の『ゴジラー1.0』。(実に、4か月間、映画を見ていませんでした)。映画館には、もう1年くらい、足を運んでいません。

経営者の渡邉美樹は、「毎週金曜日の夜は、映画か舞台を見ることにしている」と、ラジオで言っていました。忙しくても、それくらいの余裕をもちたいものです。