昨日の夜は、新宿の芸能花伝舎で開催された、「TYA Japan 設立総会」に、参加してきました。「TYA」は、「Theatre for Young Audience」の略で、団体の日本語での正式名称は、「日本児童青少年舞台芸術協会」となります。
「舞台芸術をとおして、子どもの文化・環境の向上と健全育成」を目的としています。特色は、「個人会員の構成による、横断的な組織」ということです。(日本では、舞台芸術の分野ごとに、縦割りの組織があり、また団体会員による構成が中心だったそうです)。
子どものための舞台芸術(実演芸術-演劇、音楽、ダンスなど)のすべての関係者。出演者、演出者、作家、制作者、教育・保育・医療にかかわる人、研究者、サポーターなど。誰でも、趣旨に賛同して、年会費(1000円)を払えば、会員になれます。
「目標は、個人会員、1000人」、「まずは、ニュースレター(メール)やホームページによる会員相互のコミュニケーション」、「次に、俳優のための基礎訓練、ベイビードラマ、障がいとアート、演劇教育、批評対話などをテーマにした研究会の立ちあげ」
「それから、2018年冬のアジア児童青少年演劇フェスティバル、2020年のアシテジ世界大会の開催」、「さらに、子どものための舞台芸術に関する調査・研究、アーカイブの作成」と、夢は広がります。
私も、「舞台芸術と教育に関連した研究会など、積極的に参加したいなあ」と思います。新年度、新しい団体の船出に加われて、新鮮でうれしい気持ちになりました。