ちょっと前ですが、国際児童青少年舞台芸術協会(アシテジ)が、年に1回発行している、『アシテジ・マガジン』のオンライン版が、公開されました。英語と日本語の併記です。
日本からは、森田勝也の挨拶にくわえて、森本真也子、福山啓子、私が寄稿しています。私のエッセイの題名は、「児童青少年演劇と政治-私たちは、協同するべきか」です。世界から、多くの興味深い寄稿もあります。日本のデザイナーさんのレイアウトも、素敵です。
私は、日本のアシテジ・マガジンチームの一員として、編集にもあたりました。マガジンは、基本、世界大会や芸術家集会にあわせて、印刷版の配布となるので、オンライン版を出すのは、異例です。
ただ、5月に予定していた、日本でのアシテジ世界大会が、来年3月に延期となり、とりあえず、集まった原稿でオンライン版を出そうということになりました。(ちなみに、原稿の締切は、昨年末でした)。
英語と日本語の併記なので、翻訳の手配をしなくてはなりません。翻訳は、プロの方に頼みましたが、最終的なチェックは、私が責任をもってやりました。(時間がかかり、チームのみなさんには、迷惑をかけました)。
また、世界のアシテジ・マガジンチームの校正は、かなり細かく、句読点や括弧の記号、太字やイタリックや文字の色、写真のキャプションやレイアウトなど、たくさん指摘されて、対応が大変でした。
それでも、形になると、自分の子どもが生まれたようで、うれしいです。いろいろな人に読んでもらいたいなあと思います。
http://www.assitej-international.org/en/2020/07/assitej-2020-magazine/