『Theatre for Early Years』

投稿者: | 2016年1月11日

ウルフガング・シュナイダー(Wolfgang Schneider)編著、『Theatre for Early Years(ちいさな子ども向けの演劇)』(2009、Peter Lang)を読みました。

「0-3歳児向けの舞台芸術の研究」についての論文集です。なかには、24人の研究者・実践家による、20編の研究論文・報告・実践記録が並んでいました。

この分野は、「ベイビードラマ」、「乳幼児向けの演劇」ともいわれ、ここ数年、児童青少年演劇関係者のあいだで、注目を集めています。

今回は、ある雑誌に、レビュー論文を投稿するために、読みました。

「ちいさな子ども向けの演劇が、新しい研究分野であり、実践が研究よりも先行していること」、「とくに、イタリアや北欧で、いろいろな実践がおこなわれていること」がわかりました。

それにしても、私のブログで、これがはじめての研究書(単行本)の読書の記録です。この1年間、いかに自分が研究から離れていたか、わかります。もっと精進しないといけません。