蓑田正治先生逝去の報告を、受けました。ショックをうけています。
蓑田先生は、小学校の教員を務めたあと、保育専門学校の教員になりました。その傍ら、日本児童青少年演劇協会の理事を長く務め、劇あそび勉強会、表現教育研究会などで、後進の育成にあたりました。
私が蓑田先生と出会ったのは、20年くらい前。玉川大学の岡田陽先生の紹介で、私の修士論文を送ったのが、はじまりでした。とても評価をしてくれて、長い感想文を送ってくれました。
それ以来、日本児童青少年演劇協会の総会後の懇親会で、近況報告とおしゃべりをするのが、恒例となりました。
「カナダの学校でやっている劇あそびを紹介してよ」「あなたは、書かなくちゃだめだ」など、いつも優しく励ましてくれました。
今年の懇親会では、「大学で教えるようになったんですよ」と、報告するのを楽しみにしていました。姿が見えないので、ちょっと心配していたのですが・・・。
いまから思うと、もっと積極的に、教えてもらいにいけばよかったなあ、と思います。とても残念です。