アシテジ世界大会 / 未来フェスでは、会議と舞台芸術公演のほかに、専門家による、ワークショップやフォーラムも、プログラムのなかに組みこまれます。私は、コングレス部会責任者補佐の立場にいたので、13の国内ワークショップとフォーラムを担当することになりました。
コングレス部会責任者の田辺慶一さんが、国内選考、日時と会場の割りふりをしてくれたので、私はそのあとの調整をすることになりました。
最初は、「おもな仕事は、世話人の手配、必要機材(CDデッキ、プロジェクターとスクリーンなど)の確認くらいかな」と思っていたのですが、実際は、仕込みや車での搬入の有るなし、会場の下見と講師の入室時間の把握など、多岐に渡るものでした。会場が、東京と長野で、4つあることも、確認の手間が増えることになりました。
次に、ホームページ、チラシやプログラムに載せる、紹介文の確認と校正がありました。延期される前と後で、内容を変えた講師もいたので、チェックに時間がかかりました。
それから、参加者集めも、大変でした。全体的に準備が遅れたこと、参加費が安くなかったこともあり(単券で、3500円でした)、当日になっても、チケットが数枚しか売れていないというワークショップが、いくつもありました。
ワークショップは、4-5人いないとやりづらい場合が多いです。ボランティアの人が、ラスト・ミニッツ・パス(開始直前に、空きがあればはいれる)を使って、加わる場合もありましたが、基本、世話人が、受付業務を終えたあと、参加することになりました。
私は、6つのワークショップの主世話人、3つのワークショップの副世話人を担当したのですが、6つのワークショップに、特別参加することになりました。