『ラストフラワーズ』

投稿者: | 2015年4月4日

テレビで録画しておいた演劇、大人の新感線の『ラストフラワーズ』を見ました。

脚本は、松尾スズキ(大人計画)。演出は、いのうえひでのり(劇団☆新感線)。出演は、古田新太、阿部サダヲ、小池栄子、宮藤官九郎など。音楽は、東京スカパラダイスオーケストラ。

大人計画は、ブラック・ジョークや下ネタ、一般的に言われる「差別用語」などを駆使して、人間の残虐性や本音と建前、それによって生まれる社会の歪みを、風刺的に描いてきたということです。

劇団☆新感線は、ギャグ色が強く、マンガ的な世界をコンサートばりの照明・音響を駆使して、彩ってきたということです。

2つの劇団の名前は聞いたことがありますが、劇を見るのははじめてだったので、期待して見ました。

架空の日本が舞台のスパイ・アクション活劇でした。そこに、ヤクザが絡み、謎の帝国まで出現します。

大音響の音楽や映像に載せて、スピーディに進む演出は、面白いと思いました。

ただ、全体として、ストーリーについていくことが難しく、また2時間以上にわたる長い劇だったので、途中で飽きてしまいました。

私とは、相性が合わなかったようです。評価は、低いです。