アジア会議参加者の宿泊は、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターのD棟でした。青少年指導者用の宿泊棟で、とても狭いですが、プライベートのバスルームはあるし、テレビや冷蔵庫もあります。
一方、フェスティバル参加の劇団の宿泊は、A棟とB棟でした。これらは、青少年向けの宿泊棟で、基本、ベッドと机しかありません。お風呂は共同大浴場だし、タオルもありません。
私は2月18日に、オリセンにはいったのですが、A棟とB棟にはいった、いくつかの劇団から、強い抗議を受けることになりました。
「このような劣悪な環境では、コンディションを保てない」、「部屋を替えてくれなければ、公演をキャンセルして帰国する」ということです。
気持ちはわかるので、精いっぱい通訳しましたが、疲れました。下見は、大事なようです。
次に、アジア会議参加者の出迎えですが、最初は、「羽田空港、成田空港、新宿高速バスターミナルの3か所で、送迎のボランティアをお願いできれば」と思っていました。日本がはじめての参加者には、出迎えはうれしいものです。
ただ、英語のできるボランティアは、少ないということ。仕方なく、予定のない日は、私自身が出迎えにいくことにしました。
しかし、旧正月の期間中。昼間に離発着する飛行機は、安いチケットがとりづらく、午前7時とか午後11時に到着する参加者がいました。成田空港が、東京にあると誤解していた参加者もいました。(成田空港から新宿までは、2時間かかります)。
アジア会議の前日、羽田空港の到着口で、深夜0時を過ぎて、出てくる参加者を待ちながら、「到着日と時間は、指定するべきだったなあ」と思いました。