『知っているようで知らない、お金の貯め方・増やし方』

投稿者: | 2017年4月1日

小宮一慶の『知っているようで知らない、お金の貯め方・増やし方』(2016年、PHP研究所)を、読みました。本屋で見かけ、読みやすそうだったので、買ってみました。

著者は、大阪府生まれ。経営コンサルタント。(株)小宮コンサルタンツ代表取締役。京都大学法学部卒業後、東京銀行にて経営情報システム、M&Aなどを担当。特種情報処理技術者、証券アナリストということです。

「自分のお金をコントロールすることで、お金についての将来の不安をなくす」という目的で、書かれた本です。読みやすかったです。偏りのない、バランスのとれた本でした。

お金をコントロールするにはまず、「現在のお金、そして、年金などの将来のお金について、十分に理解」するということです。(私がこれをはじめたのは、ここ数年です)。

次に、「自分のお金の使いかたを見直し、節約して、お金を貯めて」いきます。そのうえで、自分のお金を、「守るお金」と「攻めるお金」に分けて、運用方法を考えるということです。

それから、「個人投資家の投資戦略の基本となるのは長期投資」ということでした。

最近は、「下流老人」、「老後破産」といった言葉も、聞くようになりました。できる範囲で準備して、賢く幸せに生きたいものです。