竹川美奈子の『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金 iDeCo 活用入門』(2016年、ダイヤモンド社)を、読みました。
竹川の本は、『投資信託にだまされるな!』を、読んだことがあります。良書でした。
著者は、LIFE MAP、LLC代表、ファイナンシャル・ジャーナリスト。出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年に、FP資格を取得。取材・執筆活動をおこなうほか、投資信託や個人型確定拠出年金、マネープランセミナーなどの講師も務めるということです。
わかりやすい本でした。個人型確定拠出年金というのは、「節税しながら、老後資金を準備できる制度。自分でお金を出して、預金や投資信託などで運用していき、60歳以降に運用してきたお金を受け取るしくみ」ということです。
とくに、NISA(小額投資非課税制度)との比較が、ありがたかったです。個人型確定拠出年金は、「いろいろな税制優遇がある。投資信託などの手数料も低め。ただ原則、60歳になるまで引き出せない」。NISAは、「非課税期間が、5年である。ただいつでも、売却・換金できる」ということです。
20-30代の自営業・フリーランスの人は、始めるとお得な制度だと思います。ただ、私くらいの年齢で、所得も低いとなると、始めるのはどうかなあという気がします。そもそも、掛金に充てるお金がありません。
ジャンボ宝くじ、当たらないかなあ。